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私がやりたいことをやるのは○○のため

やりたいことを諦めないママになりたい、というnoteを以前に書いたことがあるのですが、どうしてそうしたいのか、何のためなのか、を今回は少し別の観点からしたためていこうと思います。

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私は元来、母になっても自分の人生を大事にしたいという気持ちが強く、子どもが生まれる前から「いつになっても自分の人生を生きたい」と思っていました。

これには様々な理由、背景があります。

子どもを生むもっと前、結婚する以前、独身時代から子どもが生まれた後のことを漠然とではあるものの考えながら生きていたところがありました。

子育てがどんなものであるか何もわからなかったその時でさえ、きっと人生においてとても重要で貴重な経験なのだろうと思っていました。
実際いまその真っ只中にいる状況ですが、本当にそうだなと思っています。

そこに全力で取り組むママたちは本当にすごい。

ですが同時に、子育てに全身全霊をかけすぎるあまり、全てが「子どものため」で動き、自分を後回しにした結果、子どもが巣立った後に「あれ?私の好きなことってなんだっけ?」「これからなんのために生きていけばいいんだろう?」ということになってしまうのは絶対に避けたいとも思っていました。

見聞きした中でそういう現実があることも少なからずわかっていたので、反面教師のように「そうなりたくない」と思い、誓いとも言える強い決意を持っていました。

母親であれば誰しも子どものために一生懸命になるものです。それが母親という生き物であるとも思います。

ただ、あくまでも私個人の考えとして、あまりにも自分という存在を蔑ろにして「子どもありき」「子どもに依存する」「子どもが生きがい」のようになることは避けなければと思っていました。

(子育てを頑張っている人を否定するつもりは全くありませんし、むしろ素晴らしいことだと思います。ここでは「行き過ぎた例」の話をしていることと、人の生き方に賛否を述べるつもりはなく、ただの私個人の考えとしてのお話としてご理解いただけたらと思います。)

子どもに自分の人生を重ねる、委ねる生き方ではなく、「一人一人がそれぞれの人生を楽しく生きる生き方をしている家族」が私の思い描く家族像でした。

そして、そのためには他でもない私が私の人生を生きることが不可欠です。

だからこそ、私は自分がやりたいことをやろうと思っているし、後回しにはしないつもりです。
これが1つの理由です。

そして2つ目は、自分自身で証明したいからです。

親であれば誰しも「子どもには自分の好きなことをやって生きてほしい」「自分らしく生きてほしい」と思っているはずです。私ももちろん例に漏れずその1人です。

でももしそれを子どもに言ったとして、「じゃあママはどうなの?」と言われたり自問したときに自分がそう生きていなかったら何の説得力もないですよね。

それにもっと成長して「なんでそう生きてほしいと思っているのか?」と尋ねられたらどう答えるべきなのでしょうか?きっと答えは見えてこないのではないかと思います。

「私がそうできなかったからあなたにはこうしてほしい」

と言われてもきっと子どもの心には響かない。

もし自分の親からそう言われたらどうでしょう?
少なくとも私には響かないし、よくわからないプレッシャーのようにさえ感じます。

子どもたちに「好きに生きなさい」「自分らしくいなさい」と言いたい、もしくはすでに言っているのであれば、自分自身がその証明である必要があります。

私はそれを聞かれた時のことを常に考えてどう答えようかシミュレーションしながら過ごしています。

人間誰しもやはり経験していないことは語れないし、リアル感を持って伝えられないと思っています。仕事でもそうだと思いますが、助言やアドバイスなどがあったところで、じゃああなたはどうなんですか?と思ったりしませんか?(私だけ?笑)

もし大して経験もしていない人がそう言ってきても説得力がないですよね。私は自分の性格もあり「自分がやってないのに人に言うなよ」と思ってしまうタチなので、子どもに自分の好きなように生きてほしい、やりたいことやってね、と言いたいのなら自分もそれをやった上で話したいです。

子どもから何か質問されたら、「好きに生きることはこんなにいいことだよ」「今やりたいことをやれててすごく楽しいよ、幸せだよ」とちゃんと伝えたいなと思っています。

だからこそ、自分もやりたいことをやるし、それを楽しんでいるところを見せたいのです。

子が親の生き方や背中を見て育つなら、子どもたちにやってほしいことこそが私の見せたい背中です。

親が自分のためにやったことこそが本当の意味で「子どものため」になることだと信じています。

親と子どもの関係にも信頼は絶対に必要です。その信頼は、言っていることにちゃんと理由があって説明ができ、さらに説得力があることで生まれる部分もあると思います。

子どもとの信頼関係を築き、強めるためにも私自身がやりたいことをやるのは不可欠です。

総合すると、
私が母になっても、
フルタイムで働いていても、
育休中でも、
やりたいことをやっているのは立場や役割が増えたり変わっても自分の人生を楽しみたいから。
そしてその背中を見せ、証明したいから。
その全ては私のためであり、子どものためです。

私のそんな背中を見て、何か少しでも感じ取ってくれるものがあれば嬉しいなと思いながら次なる挑戦への一歩を踏み出します。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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