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「僕は死なない。」  ある読者のお話

こんにちは。よしえです。
いつもありがとうございます。

「僕は死なない。」
著者の刀根さんが、
2016年9月に肺がんの宣告を
受けてから寛解するまでを
描いた実話です。

1年程前、私の友人から、
「親友(Aさん)が乳がんで余命宣告を
受けた。」という話を聞いて、
この本をお勧めしました。

先日、友人から、
Aさんのその後のお話を
聞きました。

Aさんは、Aさんのお母さんとともに、「僕は死なない。」を読み、
とても励まされたとのこと。
岐阜に住む彼女は、
刀根さんが参拝して、
パワーをもらった
瀧原宮もそう遠くないので、
この本を持って、
自分も参拝すると
目標にしていたのだそうです。

ですが、だんだん、体調が悪くなり、
一時、危篤状態に。
その後、回復した時、
Aさんは、お母さんに
次のように話したそうです。

「一度、あの世へ行ってきて、
戻ってきた。
それで、わかったことがある。
この人生を
自分が選んできたんだと。
病気も親より早く逝くことも。」

それを聞いて、
Aさんのお母さんは、
「私は、受け入れられない。
 子どもが先に逝くことは、
 受け入れられない。」と、
彼女に伝えたそうです。

それを聞いたAさんは、
「お母さん、お母さんも
 自分で選んだんだよ。
 子どもに先立たれる人生を
 自分で選んできたんだよ。
 受け入れてね。」
と、お母さんに言ったそうです。

さらに、
「自分で選んだ人生
 幸せだった。」と。

その後、ご家族と一緒に
就寝し、そのまま静かに永眠
されたのだそうです。

このお話を聞いてから、
お会いしたことのないAさんの
「自分で選んできた」という
言葉が、頭の中でリフレイン
しています。

命にかかわる体験と、
自分の悩みを同列には
できないけれど、
自分で選んできたとするなら、
捉え方が変わるのではないかと。

「自分で選んできた」

この言葉としばらく向き合います。

「僕は死なない。」には、続きが
あります。
刀根さんが、noteに掲載されて
います。

↓こちらもお勧めです。



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