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やりたいことがない人がハマりがちな3つの落とし穴

「やりたいことがないんです。」

という人が多い世の中。

「やりたいことの探し方」的なジャンルの本を読んだことがある人は、みなさんの中にも沢山いると思います。

私の長期コーチングでも、自己理解の一部として「好き/興味があること」を深堀するワークを行います。

自分が何が好きなのか、興味があるのかを知ることは、人生、キャリアを選ぶ上でとっても重要。

一方で、どんなに自己啓発本を読んだり、ワークをしてもやりたいことがないという人もいるのではないでしょうか?

私の経験上、そういう場合はやりたいこと探しよりも、自分がハマってしまっている課題(落とし穴)に目を向けた方がいいと思います。

今回は「やりたいことの見つけ方」という切り口ではなく、実はこんな課題が裏にあるから、やりたいことが見つからないのかもしれないよ、という切り口で書いてみました。

①「 やりたいことがない」を言い訳にしている

「やりたいこと何もないんだよね。」

「やりたいことある人はいいよね~」

というセリフ聞いたことありませんか?

しょっぱなからちょっとシビアかもしれませんが、「やりたいことがない」というのは、言い訳するにはちょうどいいんです。

やりたいことがあるということは、一般的には「じゃあやろう」という流れになりますよね。

やりたいことだけあってやらない人もいると思いますが、少なくとも自分の中で「始めなきゃ、やらなきゃ」という思いが湧いてくると思います。

一方で、「やりたいこと自体がない」と言い切ってしまえば、そもそも何かをやる必要がないです。

何かを始める、やるにはエネルギー、時には勇気が必要。

だから「やりたいことがない」というのは、それらを避けるには都合のいい言い訳になるのです。

もちろん、世の中には本当にやりたいことが何もない人もいると思います。そして、それを私はジャッジしないし、「やりたいことがない人生」を受け入れて生きる実存主義的な考え方もあります。

しかし、「やりたいことがない」を無意識に言い訳にしてしまっている人もいるのでは?と私は思います。

もしあなたがこれを読んでピンとくる部分があれば、一度自分に向き合ってみるのも良いかもしれません。

② 本当はやりたいことがあるのに無理だと決めつけている

「今までの人生振り返ってみて、やりたいことって本当に一つもなかったですか?」

と聞くと、

「実は就職する前は、○○の仕事をしてみたいと本当は思ってたんです・・」

みたいなことが出てくることがあります。そういう人の第一声は「何もやりたいことがなくて・・」だったり。

でも実はやりたい(やりたかった)ことあるじゃん!!!

っていうこと。

でもよくよく話を聞いていくと、結局就職したのは全然違う業界・職種で、学生時代にやりたかったことをやるのは無理だと思い、何十年も考えないようにしてたというケースがあります。

実はやりたいことはある(あった)のに、自分の中で無理だと思い、完全に蓋をしてしまっているという事に自分で気がついていないのです。

「やりたいことをやるのは無理なんだ」と無意識に長年思い込んでいるうちに、「やりたいことがない」人になってしまうことはあると思います。

やりたいことがないと悩んでいる人は、今一度過去を振り返ってみてはいかがでしょうか。

③ やりたいことをやることで発生するデメリットからの逃げ

やりたいことをやることで発生するデメリットは少なからずあります。

やりたいことをやる為には、もしかしたら、転職など環境を変える必要があるかもしれません。また、面倒なこと、今まで避けていたこともやらなきゃいけないかもしれません。

「やりたいことがない」という人は、それらのデメリットから逃げている可能性があります。

私の場合本心では「いつか独立したい」と思っていましたが、独立することで発生する、会社員じゃなくなる、自分で集客しなきゃいけない、などのデメリットが怖くて二の足を踏んでました。

それらのデメリットを避けるために、「自分は独立なんかしたくない」と思い込ませることもできたのですが、私はあえてそれらに立ち向かおうと思いました。

立ち向かわなければ、一生やりたいことはできないから。

やりたいやることは楽しくて楽なことだけではないです。でも苦しい部分(デメリット)から逃げたら、やりたいことを諦める人生しかない。

やりたいことがないという人は、一度やりたいことをやることで発生するデメリットを避けていないかという視点で考えてみるといいかもしれません。

まとめ

今回は「やりたいことがない人がハマりがちな3つの落とし穴(課題)」というタイトルで書きました。課題は下記3つ。

①「 やりたいことがない」を言い訳にしている
② 本当はやりたいことがあるのに無理だと決めつけている
③ やりたいことをやることで発生するデメリットからの逃げ

ちょっとシビアな内容だったかなと思いますが、「やりたいことの見つけ方」などという本やブログを散々読み漁っても、やりたいことが見つからないという人もいるので、今回のテーマにしました。

もし、どうしてもやりたいことが見つからないという人は、やりたいこと探し以前に、自分でブレーキ全開にしていないかどうかを考えてみてはいかがでしょう。

それではまた次回♡

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