キャリアコーチングと転職エージェントおすすめの人のパターン
「転職エージェントにいくべきなのか、キャリアコーチングがいいのかわからない・・」
という人いませんか?
私がサービス開始して早3年。年々キャリアコーチングのユーザーが増えてきています。
以前はキャリアの悩みに関するプロの相談相手といえば、転職エージェントか占いくらいしか選択肢がありませんでした。
一方で、キャリアコーチングはまだまだ新しいサービス。
そのため、「自分にはキャリアコーチングが向いてるのか、転職エージェントを利用すべきなのかわからない・・」という人もまだ多いと思います。
今回はキャリアコーチンがおすすめな人と、転職エージェントがおすすめな人についてそれぞれ具体的なパターンを挙げて書きました。
キャリアコーチングがおすすめな人
① 転職するかは決めてないけどキャリアに悩んでいる
「転職するかどうかはまだわからないけど、とにかくキャリアに悩んでいて・・」という人は多いです。
そういう人にはキャリアコーチングがおすすめ。
仕事内容、会社の環境や人間関係などキャリアの悩みには複雑に色々な要素が絡み合っています。
私のクライアントさんでも、何が悩みの原因なのか自分でもよくわからないという人もいます。
そういう場合は、まずしっかりと傾聴をして現状整理→課題(問題)の明確化の流れで進めていきます。
一人で悶々と考えていると、状況整理が難しいのですが、キャリアコーチと話すことで、自分を客観視することができる場合が多いです。
何に悩んでいるのか、問題・課題は何なのかがわからないと、転職するか否かの判断はできません。
最初のステップである、現状整理や課題の明確化は転職エージェントでは基本やりません(面談の時間は1時間程度なので、そこまでやるのは無理)。
「何から整理したらいいかわからない・・」という人にはキャリアコーチングがおすすめです。
② 転職はしたいけど何を軸に決めればいいかわからない
①とは違って、「転職することは決めてる。でも何を軸に次のキャリアを決めればいいかわからない・・」というパターンもあります。
その場合、キャリアコーチングか転職エージェントか迷うところ。
元転職エージェントの私は、そういう人にはキャリアコーチングをおすすめします。
例えば、「買い物したいです✋でも何が欲しいかわかりません!」とお店に行っても、欲しいものは出てきませんよね。
転職エージェントは案件を探して紹介してくれるところ。そもそも何が欲しいかすらわかっていない人に紹介は難しいのです。
一方で、一般的なキャリアコーチングは自己理解や価値観の明確化などのプロセスを踏み自分軸を見つけるサポートをします。
転職はしたいけど、自分の価値観やキャリアビジョンに向き合ったことがないという人は、転職活動の前にキャリアコーチングの受講がおすすめです。
③ 仕事、プライベート含めどう生きたいかに向き合いたい
3つ目の例は「仕事、プライベート含めこれからどう生きたいか?に向き合いたい」という場合。
こういうパターンの人はいきなり転職エージェントに行くことは少ないと思います。一方で相談先がなくて八方ふさがりになる人もいるのでは。
世間ではキャリア=仕事というイメージがありますが、学術領域ではキャリア=仕事、プライベート含めた人生全体と定義されることが一般的です。
そもそも自分がどう生きたいのか、どうあればハッピーなのか、仕事だけでなく色んな角度から見ていくことが大切。
それに伴走するのがキャリアコーチです。逆に転職コンサルタントに「どう生きたいかに悩んでいて・・」と相談しても、普通は困ると思います。
転職や仕事だけに捉われず「どんな人生を歩みたいのか」に向き合いたいという人には、キャリアコーチングが断然おすすめです。
転職エージェントがおすすめな人
① 転職したいから案件を紹介してほしい
「転職すると決めた。どんな案件を希望するのかも明確。具体的な案件紹介をしてほしい!」という方は当たり前ですが、転職エージェントがおすすめ。
すでに自分の中で整理ができていて、後は市場の案件の中から応募先を探すだけ!という人は、転職エージェントに行けば話が早いです。
一般的にキャリアコーチング会社は仲介はしないことが多いです。一方で転職エージェントがキャリアコーチング事業を並行してやっているケースはあり、コーチングを受けながら案件紹介もしてくれる会社もあるにはあります(私は利害関係上やりません)。
コーチングを受けつつ案件紹介もしてほしいという人は、そういうサービスを提供している会社を探してみてもいいかもしれません。
また、リクナビNEXT(直接応募)やWantedly (ビジネス SNS)などを使って、直接応募や人事とつながるのもおすすめです。
② 同業同職種で年収アップ転職をしたい
2つ目のパターンは、同業同職種で年収アップ転職をしたい!という人。
このパターンは①の「転職をしたい」人よりもさらに転職エージェントがおすすめなタイプです。
① の転職をしたい人は、転職エージェントの利用だけでなく自分で案件を探して応募するという選択肢もあります。
もし業界や職種を若干変えたいという人は、エージェントよりむしろ直接応募がおすすめです。
一方で、業界も職種も同じで、会社を変えたい&年収アップしたい!という人は、転職エージェントと利害関係が一番マッチします。
企業は即戦力をすぐに採用するために、高いお金を払ってエージェントを使っています。即戦力人材だからこそ、転職エージェントも高い年収の交渉が可能なのです。
一言で転職といっても色々ありますが。シンプルに同業他社で年収アップを目指す人は、転職エージェントとの相性が一番いいと言えます。
③ 自分の市場価値や市場情報を知りたい
3つ目の例は「自分の市場価値や市況を知りたい」というパターンです。これはキャリアコーチングか転職エージェントか迷う人もいると思います。
私は転職エージェント出身ということもあり、まれに「自分の市場価値を知りたい」というお客様がいらっしゃいます。
これに関しては、現役の転職エージェントの人に聞くのが一番です。なぜなら転職市場は刻々と変わりますし、業界によっても状況は異なるから。
私は3年前まで製薬業界を担当していたので、その時点での市場に関しては分かりますが、最新の市場状況は詳しくわかりません。
また、リクルーターはそれぞれ専門業界や職種があるので、専門外の領域のことはあまりわからないことが一般的です。
私は人材業界の経験から、年齢や経歴、資質を見れば転職の難易度は予測可能で。一方で、特定の業界・職種で今現在どのくらいの需給があるか、また具体的にどの企業が積極採用しているかまでは把握していません。
リアルタイムの自分の市場価値、詳しい市場情報が知りたいという人には、キャリアコーチングより転職エージェントがおすすめです。
まとめ
今回はキャリアコーチンがおすすめな人と、転職エージェントがおすすめな人について書いてみました。下記が具体的なパターンです。
キャリアコーチングと転職エージェントは一見似ていますが、全く異なるサービスです。
それぞれ得意不得意がありますし、目的別に使い分ける必要があります。
キャリアでお悩みの人が、今の状況に一番合ったサービスを選べるといいなと思います!
それではまた次回♡
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