投資家としての英才教育

6月5日金曜日

今日は朝から村上ファンドの村上世彰著「生涯投資家」を読んでいた。

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村上氏はなんと父親が投資家で、小学校3年生のとき、親から大学になるまでの小遣いということで百万円もらい、それで投資をしていたらしい。

俺なんか、小学校2年生のとき、何かのおりに親戚やばあちゃんなどからもらって貯めていた小銭を勝手にくずし、500円くらいの水風船を買っただけでめちゃめちゃ怒られたのに、なんという違いだ(笑) 

このような教育や環境が、彼を稀代な投資家にならしめたのは間違いないが、世界の超お金持ちの子息もこのような教育を受けているのだろうと思った。 

まあ彼のような環境で育つ日本人はほとんどいないと思っていいだろうが、彼の感覚は日本人とはずれていたが故に、日本の保守的な官僚や経済界から疎んじられたのも宜なるかなと思わないでもない。


彼の父親は台湾人らしく、シンガポールやマレーシアなんかともつながりがあったらしいから、それも当然なのかもしれない。



村上氏は、小学3年生から投資を実践で学んだ。 

そもそも数字やお金が好きだったらしいから、生まれつき投資家としての資質があったんだろう。 

だが、彼の父親は子供が興味をもったものに惜しげもなく教育の機会を与えた。

子供は、子供だからといって、子ども扱いしてしまってはその才能の芽を潰してしまう可能性だってある。 


江戸時代の武士の子息にも、7,8歳ですでに中国の古典に通暁していたものもあったそうだ。吉田松陰や、中江藤樹もそうらしい。たしか福沢諭吉も若いうちに漢学を修めた。

そう考えると、現代日本の教育制度は罪深い。飛び級など許されないからだ


そして今日は一日倦んでいた。


働かないことの罪悪感が身に精神に侵食してきている証拠だろうと思う。


このような不安定な精神状態だと、何をするにも身に入らない。 そしていたずらに時を過ごすだけになってしまうのだ。


夜は友人と夜の天神に飲みにいったが、こういう気分だからか思いっきり楽しめる気分ではなかった。


ただ、不安に耐えきれないことによる衝動的な決断だけはしないようにしないようにしなければならないと思っている。 



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