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さいこうファームの初めての実験教室!

トウモロコシの収穫・発送でバタバタの中、なんとか準備を進めていたオンライン実験教室もついに本番。

今日は櫂の預かりがない日なので、ぼくと幸枝さんの内、出番でないほうが裏方として櫂をあやしながら進めることになる。さらには、美富ベーカリーでのトウモロコシの販売会、倉庫でスタッフさんによるトウモロコシの出荷準備が同時進行。リバネス在籍中には味わったことがないタイプのハードモードでの実験教室だ。

幸枝さんはオーバーオールに着替えパソコンの前でスタンバイ。ぼくは櫂を抱っこ紐の中で抱えて寝せにかかる。すでに、パン屋さんにはトウモロコシを配達済み、スタッフさんには作業内容を共有済み。さぁ、後は参加者に喜んでもらえる教室を進めるだけ!

画面の向こうには実験教室に参加してくれる子どもたちが!

幸枝さんの進行でオンライン教室が進んでいく。

途中で機能撮影した挑戦状動画が流される。やっぱり、一部ぼくが照れ笑いしている部分が少し気になる。

そして、櫂は抱っこ紐の中ですやすやと寝息を立て始める。

ここぞというところで寝てくれるとてもいい子な櫂

いい感じだ。

そのまま、櫂はぼくの胸を汗でじっとりと濡らしながらすやすや。リビングには幸枝さんの明るい声で進む教室の声。オンライン教室なので、参加してくれる子どもたちの反応を直に感じることは難しいけれど、画面越しでは積極的に参加してくれてる様子がうかがえる。

そして、ぼくのパートに。ここからは少しむずかしいお話。それでも、なんとか子どもたちはついてきてくれているようだ。

こうして、ぼくらのさいこうファームとして初めての実験教室をなんとか終えることができたのだった。

ちなみに、実験教室の内容は黄色と白のバイカラートウモロコシ「グラビス」の黄色と白の粒の割合いからメンデルが発見した遺伝の法則に迫るものでした。

グラビスの黄色と白の粒は、どのトウモロコシをとってもだいたい3:1の割合いになっているんですよ!

トウモロコシは染色体を2組持つ2倍体なので、黄色が優勢、白が劣勢なのでこうなるんです。面白いですよね。本当にそうなるの?と思って、実際に調べてみると、そうなっているんです。

さて、問題。グラビスの両親(トウモロコシをつける植物体の種)の色は何色でしょうか?

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最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。


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