つむぎの昼寝、それは週末のぼくらにとって最も重要な要素だ。のび太くんにとってのドラえもんのように、あるとないとでは人生が全く変わってしまう。
午前中はつむぎを連れてどこかに遊びに行く。週末のぼくらのいつもの過ごし方だ。ここで目一杯遊ばせて、健康的に体力を削っていく。
昼食を食べた昼過ぎ。ここが運命の分かれ道。
つむぎは家での昼寝が嫌いなようだ。「せっかく幼稚園がお休みなのにもったいなくて寝てられない!」というのが彼の考え方の模様。昔から、休みの日こそ早起きしてしまうぼくにとってはよくわかる考え方ではある。
昼寝なしの週末。ずっと遊び続けるつむぎ、一緒に遊ぶぼくか幸枝さん。次第に疲れて機嫌が悪くなってくる。それはぼくらだけでなく、つむぎも。夕飯ごろにはちょっとしたことで怒り出し、お風呂にはなかなか入ろうとしない。ベッドに向かわせるのも一苦労。
昼寝をしていないつむぎは疲れ切って、どんどん機嫌が悪くなり、それにつられてぼくらの疲労度も高まりつづける。
一方、昼寝ありの週末。「ねたくない、ひるねしない!」と泣きながら抵抗しつつもいつの間にか寝てしまうつむぎ。二時間近く、ぐっすり睡眠。その間、親はそれぞれすきなことをして過ごす。一緒に昼寝してもいいし、本を読んでもいい、溜まったライター仕事をすすめることだってできる。
夕方、目を覚ましたつむぎは機嫌がいい。ご飯も楽しく食べ、お風呂もすっと入り、ベッドにもきちんと向かってくれる。昼寝したから夜寝られない、なんてことはないらしい。
理想の週末。
ドラえも~ん、つむぎがすっと昼寝できる道具をだしてくれぇ!
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