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きっと日本一ワイルドな乗馬体験

さいこうファームに来てくれているかなでちゃんがやり残したことが「乗馬」だというので、今日は網走の乗馬体験に行くことに。

ぼくと幸枝さんが移住前に1度だけ体験したことがある、網走原生牧場の乗馬が目的だ。もう5年前の記憶だが、ちょっと驚くほどワイルドな乗馬体験だったことを覚えている。

そして、牧場に到着。

馬が放牧されている馬場の中で、担当のおじちゃんが案内してくれる。
「突き当りのところまでゆっくり歩いてきて!途中、触れたら馬とか触っていいから」

おじちゃんはさっそうと原チャリにまたがり、馬場の奥にある厩舎に向かっている。

かなでちゃんとぼくはゆっくり着いていく。やはり今も完全にワイルドなようだ。

厩舎に着くと、鞍を乗せた馬をおじちゃんが引いてくる。
踏み台を用意してくれ、「さあ、乗って!」。言われるがままにぼくらは馬にまたがる。

大きな馬で安定感抜群だ。

「そしたら、紐を持って。こう引っ張ったら止まるし、こっちだけを引っ張ったら曲がるから。あとは、走らせたいときはお腹を軽く蹴る感じで、分かったかい?」

ささっと指導が終わる。そして出発。うん、このワイルドさだ。

馬はよく調教されているのか、特に何もしなくても先行するおじちゃんの馬に付いていく。馬場を抜けたら道なき道へ!

馬は茂みを抜けて、ちょっとした住宅街を抜けて、森を抜けて、湖へ。その間誰かが馬を引いてくれるようなことはなく、主に馬の意志と、乗っているぼくらのちょっとした指示でトコトコと歩いていく。途中走らせたりもする。

やっぱりワイルドだ。この乗馬体験を経験するまで、ぼくにとっての乗馬体験は馬場の中を係の人が手綱を歩いて引いてくれる馬に乗るものだった。ここの乗馬体験はひと味もふた味も違う。

おじちゃんのキャラや、乗馬体験のワイルドさが合わない人も絶対にいると思うけど、ぼくにとってはすごく楽しい。

乗馬体験を終え、ちょっと不安になりかなでちゃんに声をかける。

「やっぱりすごいワイルドだったでしょ?大丈夫だった?」
「はい、大丈夫です。楽しかったです!」

はぁ、良かった。

野性味あふれる乗馬体験に興味がある人は、網走原生牧場の乗馬、おすすめです!

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(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。
かなでちゃん:さいこうファームに住み込みスタッフとして来てくれた落ち着いた雰囲気の優しい女の子。カブで北海道を回るというワイルドな一面も。


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