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手押しの耕運機の運転はとても疲れます

手押しの耕運機、テーラーを相棒に畑の中を一日歩き回った。

今日は朝から、伏せ込みアスパラ苗の畑へ。マルチとマルチの間の土を耕運機を使ってマルチの上に吹き飛ばすのが今日の作業だ。ポット苗をトラクターの移植機で植える場合、自動でマルチに穴を開けてそこに苗を落としていくのだが、空いた穴が結構大きくてそのまま放置しておくわけにはいかないらしい。放置しておくとそこから風が入ってマルチが剥がれてしまうとか。そこで、最後に人力ですべての穴に土をかぶせて塞いでいく作業が発生する。確か1万5千株くらい植えたらしいので、気が遠くなる作業だ。流石にこの作業は2,3人ではやらず、手伝ってくれる人を集めて一気に作業を進めていく。今日の作業はその前準備。耕運機で跳ね上げた土を使って明日みんなで穴を埋めるのだ。手押しの耕運機の歯は正転させると、耕運機が通った後の土は撹拌させるだけだが、逆転させると土を吹き飛ばし溝を掘って進むことになる。この耕運機は手押しと言っても、エンジンが付いていて自走してくれる。平坦な場所なら結構楽に進んでくれる。ただ、畑の中だとそうはいかない。さらに刃を回転させて、土を吹き飛ばしながらとなるとなおさらだ。真っ直ぐ進むためには常に手に力を入れて方向を制御する必要がある。さらに道がぬかるむとタイヤが空転してしまうので、後ろから思い切り押してあげたり、前輪が空転しないように後部を持ち上げてあげたり。とにかく、力仕事。

そんな作業を朝から、夕方まで一日やり続けた。はぁ、疲れた。伏せ込みアスパラは本当に手がかかる。それにしても移植機で空いた穴を人力で塞がなきゃいけないなんて、なんとかならないものか。

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