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学校をつくる話を聞いてワクワクした日

オンラインMTGで新しい学校を作る話を伺った。

もともとあった高校を、全面的にリニューアルする計画らしい。

目指しているのは、通常の座学を必要最低限に収めて、ゼミ形式でさまざまなプロジェクトを進めながら共に学んでいくような学校。テストの成績を高めていく場というより、子供たちが「生き抜く力」もっと砕いて言うと「きっとなんとかなるよ」という自信を持って挑戦できるようになる場とのこと。

いいなぁ。うちの子たちもそういう環境に入れてあげたい。

ぼくは、県で一番テストが難しい高校に行って、国で一番テストが難しい大学に入った。だから、勉強という一面でみるとかなりエリートコースだったと思う。

そこから、ベンチャーに入って、ベンチャーを卒業して美幌町に来て農業を始めてみて。やっぱり人のすごさや面白さと勉強はあんまり関係ないんだなと感じている。

世の中にはいろんなかたちで活躍している人がたくさんいる。勉強はできて困ることはないと思うけど、勉強が一番重要と思う必要はなさそうだ。

むしろ、自分のやりたいことや好きなことをやれて、しかもたくましくなんとか生きていけるというのが、幸せを感じて生きていくということなんだと思う。

学校の評価の中心にテストの成績があって、勉強が得意でない子が「ぼくは、わたしは、どうせだめな人間」なんて思わせるのはもったいない。自分に自信を持てなくするのは本当に罪なことだと思う。

だから、いろんな評価軸を持っている、というより勉強という評価軸をベースせずに、さまざまな経験を促せる学校は素敵だ。そんな学校があればうちの子も入れたいし、僕もなにかできることがあれば協力したい。

2024年の春、開校に向けて新しい考え方の学校を準備しているらしい。楽しみだなぁ、学費は高いのかしら?僕もなにか協力できることがあるといいんだけど。

なにより、こんなワクワクする話を日本の北辺の美幌町にいる僕に持ちかけてくれたことがとても嬉しかったのでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:3歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:2歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。

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