インカのひとみは変わった見た目のじゃがいもです

今日はいつもの農家さんでじゃがいもの収穫。

畑の中にはすでにディガーで掘り起こされているいもがごろごろ落ちている。男爵いもやメークインを大量につくっている農家さんでは、トラクターが引っ張る巨大なじゃがいもハーベスターで収穫することが多い。ここでは量が多くないので、ディガーで掘り起こしたものを人力で拾っていく。

ここで活躍するのが買い物かご。農業において買い物かごはかなり万能。畑の中のユーティリティープレイヤーとして存在感を発揮する。みんなで買い物かごを片手に畑に入り、つぎつぎといもを拾っていく。人数が多いからあっという間に収穫は終わった。

ここの農家さんでは、「インカのめざめ」、「レッドムーン」、「インカのひとみ」といったちょっと珍しい品種をつくっている。中でもインカのひとみはかなり変わり種。じゃがいもの表面が赤色と黄土色のまだら模様。見た目にはちょっと気持ち悪い。味については、まだ食べたことが無いのでなんとも言えないけれど、ネットで調べると「栗のようなナッツのような風味」らしい。食べてみるのが楽しみ。

そういえば、前職やったキャンプ企画で子どもたちと一緒に農家でのいも掘り体験に行ったことがあった。子どもたちはすごく楽しそうに畝の中からいもを探し出していた。その時、僕はいもに根っこも茎もついてないのが不思議で、もしかしたら後からいもを土の中に埋めたのだろうか？とさえ思っていた。でもそんなことはなかったようだ。実際に農家で芋掘りしてみると、やっぱり収穫時のいもには根も茎もついていない。地上部を枯らすときに、根っこも自然と取れていくのかなぁ。