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いんげん豆の選別は上位クエスト

今日は収穫フルコース。朝一でいつもどおりレタスを収穫。その次はキャベツ。更に、ブロッコリーを収穫して、その足でとうもろこしも採る。そして最後にいんげん豆を収穫した。

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初めて収穫した時は16キロ入りのダンボールの運搬に衝撃を覚えたキャベツも、二度目になるとそこまで大変に感じなかった。人はあっという間にすべてを受け入れるんだなと感心する。それでも、ちょっと気を抜くと腰をやってしまいそうな重さではあるので、注意しないといけない。

いんげん豆は収穫した後、直売用の袋詰もする。大量の豆を200グラム入りの小袋に分けていく。野菜農家では意外とこの袋詰や箱詰めに時間を取られる。一袋あたりの売値は200円もいかないので、どれだけ効率よく手早くきれいに袋に入れていくかが重要な問題。いつも思うのは僕はこういう作業が早くない。急いでやっても、周りの早い人とは比べ物にならない。今回は途中から、紙にくるんでまとめて袋に入れてみたり、穴の空いた紙コップを袋の口に突っ込んでみたり、何かと工夫をしてやってみた。手が早くない分、やり方の工夫を生み出していかないとなぁ。

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いんげん豆の袋詰で一番困ったのが、選別だ。いんげん豆はあまり熟しすぎると筋っぽくなって美味しくないらしい。なので過熟したものははじくのだけれど、それの見極めが本当に難しい。大きすぎるものや、ちょっと白みがかっているものが過熟しているらしい。一番わかり易い方法はパキッと割ってみて、中が乾燥しているかみずみずしいか。みずみずしいほうが良くて、乾燥してしているのははじくものになる。

試しに、何本か大きそうだとか、白っぽいなというものを選んで割ってみる。すると、乾燥しているものもあれば、みずみずしいものも出てしまう。当然ながら割ってしまったら、みずみずしくても売り物にならない。判別の難易度が高すぎる。周りで作業している人に聞いても、「正直わからないよねぇ」という人も。

いんげん豆、なかなか難しいなぁ。もっとわかりやすく見極める方法は無いのだろうか?


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吉田拓実|さいこうファーム OKHOTSK BIHORO
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