塗り絵とクーピーと4歳の息子の成長
つむぎは最近塗り絵にハマっている。少し前は折り紙にハマっていたが、今は塗り絵をやりたがることが多い。
農業の仕事に使うので、プリンタを購入したのもきっかけの1つだと思う。
ちょっと前までは枠にとらわれずにぐちゃぐちゃーっと好きな色を塗りたくるのが彼にとっての塗り絵だったが、最近はかなり上達してきていた。それでも、やっぱりはみ出てしまうのはまだ小さいからなのかなぁ、と思って色塗りをする息子を眺めていてあることに気づいた。
つむぎは枠からはみ出してしまうのを決して良しとしていなかったのだ。
「むずかしい!」と言いながら、ちょっぴりイライラしつつ塗り絵に取り組んでいる。
更によく見てみると、その難しさの原因は彼が使っている道具にありそうなことが分かる。クーピーの先端はすべからく、終盤戦に差し掛かったソフトクリームのようにぺったんこに丸まっていたのだ。
そう言えば、ぼくも一緒にそのクーピーを使って思い通りに塗るのはかなり難しかった。
「つむ、もしかしたら、クーピーの先が尖ってないから難しいのかも。削ってみようか?」
「うん、けずって」
家の中を探し回って見つけた鉛筆削りで、クーピーの先端を尖らせる。もうすぐ1歳の櫂もいるので、危なくないくらいの尖り方でとどめて、つむぎに渡す。
そして、また塗り絵を始めるつむぎ、今度は思い通りに色を塗れているみたいだ。
上手に枠の中を塗れるようになったつむぎは、色使いにもこだわり始めた。その上達は、ぼくらにとっては少し驚くレベル。
使いやすい道具を手に入れるとこどもの成長が突然明らかになることもあるみたいだ。いい道具って大事だ。
4歳の息子の成長に少しうれしくなるのだった。サッカーの靴もいいやつを用意したほうがいいのかなぁ、まだ早いか。
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