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4歳の息子と参戦した全日本プロレス@美幌町

11月3日、文化の日。

文化と言えば、プロレス。

ということで、つむぎと二人で美幌町のスポーツセンターで開催される全日本プロレスに向かう。

普段は普通の体育館の中央には、立派なリング。その回りにはずらりとパイプ椅子が並んでいる。

ぼくらの席は北側の後方。つむぎは普通に座ると見にくいのか、ぼくの膝の上にガシッと陣取る。

カーン。ゴングの後に、爆音の音楽が鳴り響く中、選手が出てくる。

興奮してくる、つむぎとぼく。

試合開始。どでかい選手、小柄な選手、ものすごい筋肉の選手。激しい戦い。スゴイ技が出るたびに会場が盛り上がる。

そして、つむぎも「キャーキャー」言いながら大興奮。

やっぱりプロレスは面白い。

あっという間に試合はセミファイナルの第5試合、世界タッグ王者決定戦に。現役タッグ王者の斎藤兄弟はものすごくデカくて迫力がある。

挑戦者側の二人もかなりデカい、デカい4人の戦いは大迫力だ。

しかし、このあたりから、膝の上のつむぎのモゾモゾ具合が高まってくる。20キロの子どもが膝の上でぐりぐりぐりぐり。けっこう足が痛い。

「つむ、どうしたの?大人しく座っててちょうだい」
「うーん、帰りたい」
「え?帰るの?」
「うん、帰る」

日中、北見のパラキタキッズに遊びに行っていたつむぎは世界タッグ王者が決まる前に限界に来てしまったようだ。

「そうかぁ、じゃあ帰るか」
「うん」

最後に一番好きなおかずを残していたのに、呼び出されてしまったときのような気持ちでぼくは泣く泣く会場を後にするのだった。

あぁ、あと2試合見たかったなぁ。まぁ、でも仕方ないか。

美幌町でも全日本プロレスが見れて本当にうれしいです。来年も楽しみにしてます!

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最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。

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