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10年前とつながっている学校訪問

長男のつむぎを保育園に送り届けたら、今日は八戸を少し離れて南へ。前職のリバネスから誘ってもらったゆめちから栽培研究プログラムの研究コーチの仕事で学校訪問に向かう。

ゆめちから栽培研究プログラムはPascoさんとリバネスでやっている中高生向け栽培研究プログラムだ。その名の通り、超強力小麦「ゆめちから」の栽培研究に中高生が取り組む。

ぼくが会社にいたころはなかった仕組みで、研究コーチというものが始まったらしい。プログラムに参加する各校に1人ずつ研究をサポートするコーチがつくのだ。ぼくもその1人にしてもらうことになった。

担当させてもらうことになったのが青森県立名久井農業高等学校。調べてみると、なんと八戸のお隣の南部町にある学校らしい。

すごい偶然。オンラインでサポートするのが研究コーチの基本スタイルだが、せっかくなので直接学校に訪問してみることに。

つむぎの保育園から車で約40分。名久井農業高校に到着。農業高校はやっぱり設備がかなり充実している。農業高校ってなんだか楽しい高校生活が送れそうだなといつも思う。

学校訪問すること自体がなんだかとても懐かしい

久しぶりの学校訪問、昔を思い出す。入社して間もない頃、電車とバスの遅延が重なって大遅刻、走って汗だくで学校に到着したら、先生に怒られて追い返されたこともあった。福岡の高校の子たちとは夜光虫を取りに行ったこともあったな。山口の防府のロボットの子たちは今何してるんだろう、かなりの体育会系で驚かされた。鹿児島の農業高校の生徒たちは地域に根ざした面白い研究をしていたなぁ。山形では学校訪問後に電車が2時間くらい来なくて、一緒に行っていた宮内くんと自転車借りて温泉にいったなぁ。あれはぼくにとっての何度目かの青春だったんだなと思う。

事務室で受付をして実験室に通される。そこで、プログラムに参加している5人の生徒と担当の先生に自己紹介。ゆめちから栽培研究プログラムについての説明をしたり、過去の学校の事例や今の美幌のゆめちから栽培の話をしたり。なにかその場でバッチリサポートできたかと言うとそうでもなかったかもしれないけれど、一度直接あえてよかった。この先はオンラインでいろいろと相談に乗れるはずだ。

それにしても、懐かしい。

入社2年目だったぼくと、幸枝さん、今もリバネスで活躍している新入社員だった宮内くんと大先輩の楠さん、そしてPascoのさまざまな方の温かい協力で生み出されたプログラムが10年後のここに結びついているなんて。

いろいろと形は変わっているけれど、あの時始まったものが続いていることになんだか感慨深い気持ちになったのでした。

プランターで発芽していたゆめちから
名久井農業高等学校では畑の栽培も始めていました


〜10年前〜

10年前の学校訪問の様子1
10年前の学校訪問の様子2

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