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伏せ込みアスパラ用の根株を畑から大量に掘り起こす

伏せ込みアスパラ作業三日目。

今日はついに、アスパラ根株の掘り起こし。朝7時から作業が始まる。昨年はこの作業が本当に大変だった。今年も終わる頃にはぼろぼろのどろどろになっていることを覚悟して家を出る。農家さんが集まってくる前に少しやっておくことがあるので、6時半にセンターへ。この時間にすでに農家さんの車が止まっていることに驚かされる。

6時55分、全員揃ったので作業開始。アスパラの根株掘りは、根株掘り上げるトラクターの運転者、トラクターの後ろでアスパラの根株を引っ張り出すチーム、畝に掘り上げられた根株をコンテナに入れるチーム、コンテナをトラクターで運び出すチーム、トラクターからコンテナを受け取り農協の倉庫までトラックで運ぶチーム、そして根株掘り上げ後に畑に残ったアスパラの根っこを拾うチームの6チームの分業で作業が進む。掘り上げ後のアスパラの根っこはなかなか分解されない上、かなりの量が残されるので、拾い上げて畑の外に出す事になっている。

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今年は、コンテナをトラクターで運び出すチームに入ったので、ひたすらトラクターで畑の中を行ったり来たり。バックで畝に入って、アスパラをコンテナに入れるチームの人と共同で作業する。乗っていたマセイファーガソンのクラッチがかなり固くて、左足だけどんどん疲労していく。操作レバーの都合で、バック操作時に常に同じ方向に振り返って運転するのも長くなってくると首が痛くなってくる。とは言え、去年の疲労度に比べれば拍子抜けするほどだった。去年、担当したのはトラクターの後ろでアスパラを引っ張り出すチーム。どうやら、あのパートが飛び抜けて大変な作業だったようだ。トラクターの後ろから吐き出される大量の土の中から、かなりの重量のアスパラの根株を引っ張り出す。作業は常に中腰で一日エンドレスに繰り返される。あれは大変だった。今年、そこのパートをやってくれた皆さん、本当にお疲れさまでした。

根株掘り作業自体はスムーズに進み3時前には終了した。これから根株はしばらく農協の倉庫で冷やされた後、各農家さんに渡されハウスの中にセットされる。伏せ込みアスパラの収穫が始まるのは11月中旬ごろだろうか。冬前の大仕事の一つが終わったなぁ。

今年の根株の出来はどうだったんだろう。見た目は去年と同じくらいなのかな。ちなみに下の写真の、土の中から顔を出しているホワイトアスパラの頭みたいな部分が伸びてアスパラの芽となるらしい。

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