ビニールハウス解体２、無事に２日で解体終了

ハウス解体二日目。今日は、残されたアーチパイプを抜いていく。

ここのアーチパイプは刺さりが浅かったおかげで、パイプ立て器を使うと簡単にスポスポ抜ける。パイプ立て器は片方の向きではパイプを押し込むのに使えて、逆向きではパイプを抜くのに使える。ごつい持ち手に２つの車輪のようなものが付いているだけなのに上手く出来ているものだ。

株式会社サンエー｜パイプ抜き差し器 パイプハンド・パイプステップ

スポスポ、スポスポ、二人組で端から一本ずつパイプを抜いていく。抜くのにそれほど苦労しないとはいえ、二人で二棟分、４００本近いパイプを抜くのはけっこう大変だ。最高気温２℃の寒空の下でも、次第に体全体が熱くなってくる。とは言え、休憩して止まっていると一気に体が冷えてくるからなかなか難しい。

何度か休みながらすべてのパイプを抜き取ったら、５本ごとに縛ってダンプカーに載せて運ぶ。それ以外にも様々な部材をダンプカーで合計３往復して運び出す。思っていた以上に早く作業が進み、今日一日でハウス解体とパイプの運び出しまですべて終了。今年の山場を今度こそ乗り越えられた。

そうそう、今回は螺旋杭をトラクターのフロントローダーにひっかけて引っこ抜いていた。人力でやるとあんなに大変なものが、嘘みたいにあっさり終わって驚いた。やっぱり機械だなぁ。

今回解体したのは、３間半の約７０メートルのハウスだったが、使用していないアーチパイプが３０本以上あったので、大体８０メートル分くらいのハウスパイプをもらうことが出来た。これで、家の裏の敷地用のハウスパイプは大方揃えることが出来たはず。体は疲れけたけれど、ビニールハウスへの出費をかなり抑えられたのはとても嬉しい。

今度、幸枝さんとつむぎを連れてハウスパイプを譲ってくれた農家さんに挨拶に行かないとな。僕よりずっと社交性が高い幸枝さんが一緒だと挨拶に行くのに心強い。