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最高の電車を観て、クオリティの高さとはこういうものかと知った

最近僕らの周りでにわかに話題になっているもの、それは「THE ROYAL EXPRESS」だ。東急グループが運行しているクルーズ列車で、帯広・十勝、釧路・知床、オホーツク・北見、旭川・美瑛・富良野をめぐる旅をしている。

北海道の美しい自然の中を、格調高い電車にゆられ、素晴らしい音楽と食事を楽しみ、北海道ならではの体験をし、夜は最高のホテルに泊まる。値段は3泊4日で70万から90万。とにかくハイクオリティな旅を提供しているのだ。

そんな最高の電車が北見に停車するという情報を入手し、僕らは早速北見に向かう。

入場券を購入し、ホームに。ワクワクしながら待っていると。親切な駅長さんが出てきてくれる。つむぎに帽子を貸してくれて写真をパシリ。すごく感じが良い。そして、駅長さんの制服がとてもピシッとしている。すでにハイクオリティだ。

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そして、ホームに入ってくる美しいブルーの「THE ROYAL EXPRESS」。ドアが開く、すぐにきっちりとした制服をまとった乗務員さんがステップと敷物を設置。乗客が降りやすいように配慮されている。

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窓越しにみる車両の中はオレンジ色の照明に木目調の内装、格式が高いとはこういうことを言うんだろう。高級感が溢れている。

乗客の方が市内の体験に向かった後は、中からバイオリニストの方が降りてきて、電車を観に来ていた僕らに演奏のプレゼント。子供が多いのを見てドラえもんを弾いてくる。地方都市の何でもない駅のホームが突如、コンサートホールに。演奏もさることながら、演者の方の佇まいも素晴らしい。シワひとつ無いスーツに、美しい立ち姿。うん、ハイクオリティ。

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「THE ROYAL EXPRESS」、やはり値段相応の価値を提供しているんだなと思う。

本当のハイクオリティというのは、中身や内容がいいのは当然のこととして、その外側、見た目も最高の状態とすることで、何も言わずとも相手に強烈にその価値を伝えられるものなんだなと感じたのだった。

そんな「THE ROYAL EXPRESS」をみてつむぎは「ぼくものりたいなぁ」とつぶやくのでした。

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