見出し画像

3歳の吃音

3歳の長男つむぎに、吃音の症状が出ていました。もしかしたら次男の櫂のときの参考になるかもしれないし、自分の子の吃音が気になっている方にとって一例として参考になるかもしれないので、記録に残しておこうと思います。

つむぎの場合、今ではすっかりその症状がなくなり、そんな事あったかな?と思ってしまうくらいです。

正確にいつ始まったかは分からないけれど、里帰り出産で妻について青森に来ているうちに吃音の症状が見られるようになったようです。ぼくはたまにLINE通話で、「少し言葉に引っかかりがあるなぁ」と感じるくらいでしたが、一緒に暮らしていた妻は気になっていたようでした。

症状としては、言葉の最初の文字を繰り返してしまうものでした。ぼくに呼びかけてくるときに、「だ、だ、だ、だでぃ」といった感じ。一度話し始めると、その先は比較的普通に喋れていました。

11月1日、ぼくが青森に来た時点でもやはりその症状はみられました。妻が書籍で調べたところによると「吃音は言語発達が進んだ子にもみられ、本人が困ってない限り吃音には触れず、言葉を先取りしたり、言い直させたりしないようにするのがよい」とのことでした。それもあって、ぼくらは気にしないし、指摘もしないようにしていました。

そもそも、吃音があったとしても、ぼくらにとっては可愛いつむぎだし、それほど気になりませんでした。ただ、もしこれで誰かにからかわれたりして、本人が嫌な思いをしてしまうようだったら困るな、とは思っていました。

言葉の一音目の引っかかりが続くまま、妻は出産のために入院。つむぎにとってはママがいないはじめての生活が始まりました。そこから一週間、吃音の症状は特に変わらず続いていました。

一週間後、妻が櫂を連れて帰宅。子どもがもうひとり増えたことで、妻の実家は今まで以上に忙しく過ぎ去る日々となりました。

しばらくして、ふと、つむぎが「だ、だ、だ、だでぃ」と詰まることがなくなっていることに気づきました。妻に聞いたら、病院から戻った時点で、すでに吃音が無いなと思っていたようです。

つむぎの吃音は、おそらく妻と櫂の退院をきっかけとしておさまったようです。

この一連のことについては、本人には何も伝えていません。結果的には3歳の長男、つむぎの場合は吃音的な症状は2ヶ月ほど続いていました。

ぼくらのことを直接知っていて、これを読んでいただいているみなさま、今回はただの記録として残しました。「こんなこともあったんだな」と思っても、特に気にせず、本人には触れないでいただければと思います。

下記に幼児吃音についての参考になるリンクを貼っておきます。2022年8月まで更新が行われている資料なので、現時点では最新の知見がまとまったものと言っていいと思います。もし子どもの吃音が気になっている方はこちらを見てみるといいのかもしれません。


この記事が参加している募集

子どもの成長記録

サポートとは「投げ銭」の意味です。 サポートにて100円でも200円でも頂けるとやる気に繋がります!皆様のサポートありがとうございます!!