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新米ダディの子育て日記

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つむぎ(長男)と櫂(次男)の日々の成長と新米ダディによる子育て日記
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2022年11月の記事一覧

おむつかえしひと

農学博士、東大卒、サイエンスブリッジコミュニケーター、罠猟資格保有者、農家、フリーライター、ちょっとだけコラムニスト。興味が移ろいやすい性格のおかげでぼくを表す言葉は複数ある。 しかし、いまのぼくをもっともよく表す言葉がこれだ。 「おむつかえしひと」 次男の櫂が産まれて19日が経った。長男のつむぎのときは夏だったこともあり、産まれて数日で、妻の実家がある八戸から美幌に戻った。今回は農閑期ということもあり、ずっと一緒にいることができている。冬の仕事の多くはライターなので、

シャインマスカット農家さんのお手伝い

先週の土曜日、長男のつむぎが保育園で子ども怪獣ギャオドロンに変身していた日。実はもう一つイベントがあった。 発表会後はそのまま解散となりお昼前に帰宅。家に帰ってからはご飯をぱぱっと済ませ、お出かけの準備。 目的地は、八戸市の隣町、五戸町のシャインマスカット農家さんだ。幸枝さんの兄家族と姉家族と、ぼくとつむぎでシャインマスカットハウスの片付けのお手伝いに向かう。お手伝いのお礼に出荷しなかったマスカットをいただけるらしい。 「シャインマスカット、とりにいく!」 つむぎもノリ

3歳の長男の発表会

今日は3歳の長男つむぎの発表会だ。 妻の里帰り出産とともに9月に八戸入りしたつむぎは、10月からこちらの保育園に通わせてもらっている。妻が手続きをし、美幌町と八戸市のやり取りのおかげで、こちらに来ても美幌と同じ条件で通わせてもらっている。ありがたいことだ。 そんな八戸の保育園での発表会。つむぎはしばらく前から「こどもかいじゅうギャオドロンをやるよ」と予告してくるくらい気合十分。 行きの車内で「発表会きんちょうする・・・」と少し弱気な面も見せていたがどうなるだろうか?

3歳児の父にとって、お風呂の時間が一日の山場

一日の疲れが癒える時、それは温かな湯船に体を沈め、両手ですくった湯で顔を拭い、フーっと一息つく入浴の時間。そう思っているときが、ぼくにもあった。 しかし、小さな怪獣こと3歳の長男つむぎとのお風呂の時間は一日の山場だ。 つむぎがお風呂に抱く感情は長めの周期で変動するベースの変化と、毎日のように変動するゆらぎの変化が、予測できない株価の様に組み合わさって決まってくる。 現在、つむぎのお風呂相場はかなりの好景気。お風呂が大好きだ。 脱衣所で服を脱いだつむぎ、お風呂に入ると、

3歳の吃音

3歳の長男つむぎに、吃音の症状が出ていました。もしかしたら次男の櫂のときの参考になるかもしれないし、自分の子の吃音が気になっている方にとって一例として参考になるかもしれないので、記録に残しておこうと思います。 つむぎの場合、今ではすっかりその症状がなくなり、そんな事あったかな?と思ってしまうくらいです。 正確にいつ始まったかは分からないけれど、里帰り出産で妻について青森に来ているうちに吃音の症状が見られるようになったようです。ぼくはたまにLINE通話で、「少し言葉に引っか

プレゼント

11月22日、いい夫婦の日はぼくと妻の結婚記念日。とくにこの日を狙ったわけではなく、「ここ」と決めていた式場でちょうどいい具合に空いていた日がこの日だった。今思うと、覚えやすくてとても助かっている。 保育園帰り、いつもどおりにニコニコしながら出てくる長男のつむぎ、手にはなにか袋を持っている。 「だでぃ、いいものがあるの」 嬉しそうに袋を見せてくれるつむぎ。 「上のクラスの子が収穫体験してきたりんごなんです」 先生が教えてくれる。 「いいものもらったねぇ、だでぃが持ってあげ

出生届けを妻の実家の役場に提出

次男、櫂の出生届けを提出。 里帰り出産で家族全員で妻の実家の八戸にいて、農閑期ということもあり、年明けまでぼくも含めて美幌には戻らない。 生後2週間以内に提出しなければいけない出生届、どうするのよ? と思っていたけど、妻が美幌の役場に問い合わせたところ、八戸市役所で提出するのでもOKということが分かった。 生後11日、名前も無事に決まり、八戸市役所で出生届けを提出完了。 ちなみに、国民健康保険の手続きは美幌に戻ってから日付をさかのぼって行い、児童手当の手続きは八戸市

次男の名前を決めた

「あかちゃん」とか「おむすびくん」とか呼んでいた次男の名前を決めた。 次男の名前は「櫂(かい)」だ。 どんな世界でも、櫂に力を込めて漕ぎ出すように挑戦していく子になって欲しいという思いで「櫂」になった。 名前の発案は妻の幸枝さん。ぼくは広い海に乗り出していくようなイメージで「航(こう/わたる)」を考えていた。幸枝さんの案の「櫂」と大きな意味では一緒だった。その上で地道に努力できる人になって欲しいという幸枝さんの案に賛成した。 長男の紡にも、「櫂」と「航」の字を見せて意見

生後一週間のこどもたち

次男が産まれて一週間、生まれたてのときと比べてだいぶ表情が安定してきた。ふむふむ、こんな顔だったのか、という感じ。 この子は長男のつむぎと似ているのかしら?気になって、生後一週間くらいのつむぎの写真も掘り起こしてみた。 寝ている2人 目を開けている2人 似ているような、似ていないような。妻に言わせるとあまり似ていないらしい。 それにしても、つむぎがくるまれている毛布は、今も大のお気に入りで、今日も寝るときに使っているのが可愛い。 ついでに、ぼくの赤ちゃんのときの写

第二子出産に伴い、はじめて妻抜きで息子と暮らすお父さんへ

昨日、出産を終えた妻と、誕生した二人目の息子が帰ってきた。待ちに待っていた長男は、もちろんママにあえて大喜び。その上、かなり落ち着きを取り戻した様子だ。 保育園も泣かずに行けるようになったし、家でも何も言うことを聞いてくれずに、途方にくれてしまうこともほぼなくなった。 やはり、ママがいないことが息子の全ての行動に影響を与えていたようだ。 はぁ、よかった。 妻がいない時の息子のまま、もうひとり子どもが増えたらどうすればいいんだろう?ぼくは、正直に言うと、大荒れの嵐の中に

そして家族がそろいました

妻と赤ちゃんが無事に退院。入院中最後の検診も母子ともに問題なしだった。 2人の顔を見るとなんだかホッとする。赤ちゃんを実際に目にしたことで、2人目の子どもができたことをようやく実感。 スマホ越しに見ていたのより、なんだかずっと小さくて、可愛らしい。長男のつむぎのときと同じで髪はふさふさだ。なでてみると柔らかでスベっとしたその髪の毛は、最高級の絨毯のよう。 家に戻り幸枝さんの家族にもお披露目。みんな嬉しそう。 夕方、つむぎを保育園に迎えに行く。園の玄関口でハイテンション

親業はペイフォワード

親っていうのは、ペイフォワードなんだと思うことにした。 出産で妻が入院して6日目の夜、3歳の息子、つむぎと過ごすのはやはりかなり大変。ママがいないことで機嫌が悪いのがベースで推移しているので、本当に困ってしまうことばかり。 危ないことをしていて、「つむ、やめなさい。だめだよ」と言うと。 「だでぃ、あっち行って」となる。あっちに行っていると、目の届かないところで危ないいたずらをしている。 ママがいなくてさみしいんだろうと思って、あれこれとつむぎの希望を叶えていても、「そん

息子と二人で八戸めぐり

「日ようびはね、水族館いくの!あと砂場」 保育園が休みの日、まだママが入院している最後の日曜日。3歳の息子、つむぎを連れて水族館に行くことになった。今日はつむぎと二人で八戸めぐりだ。 朝ごはんを食べ、つむぎの身支度を整え準備完了。そこで、妻の父、つむぎのおじいちゃんから提案が 「つむ、ジェイジェイの船見に行くか?」 過去に船を見に行っても、怖くて乗れなかったのを覚えているのか、少し悩むつむぎ。 「ダディが抱っこで船に乗ってみようか?」 「うん、行ってみる」 ということで、

ママを連れていった犯人となる夜

妻が入院してから4日がたった。すでに元気なおにぎりのような赤ちゃんが産まれ、入院している妻側の生活はかなり変わっているだろう。 一方で、家に残っているぼくと息子つむぎの生活はあまり変わっていない。 相変わらず夜寝るときは、「ママがいない!」と大変だ。初日ほど大泣きすることはなくなったが、たまに思い出したように泣いてしまう。 それに、なんだかちょっといつもより暴れん坊になっている気がする。 「つむ、どうしてそんなに暴れてるの?」 聞いてみた。するとつむぎはぼくを上目遣い