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さいこうファームで住み込み農業

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さいこうファームに住み込みでインターン、ボランティア、バイトに来てくれた方々を紹介しているマガジンです。 さいこうファームでは随時一緒に農業をやってくれる人を募集しています。 遠…
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2023年9月の記事一覧

ジャガイモ、掘り始めました

一ヶ月以上続いたトウモロコシ収穫ラッシュが落ち着き、今度はジャガイモ掘りを始めました。 今年のジャガイモ畑は土壌処理剤がほぼ効かず、雑草が生い茂る畑となってしまい頭を抱えていました。が、町内の農家さんからチョッパーを貸してもらったことで、収穫の目処がたったのです。 「さて、今年の雑草に紛れてひっそりとしていたジャガイモさんたちはどんなものかな?」 恐る恐るデガーで掘り上げてみると。 なかなかいい感じ。 キタカムイはよく採れた去年と遜色ない感じ。去年はほとんど収穫でき

4歳の息子、ついに人生初ゴール

つむぎが蹴ったボールがゴールネットを揺らした。 喜ぶつむぎ、それ以上に喜ぶぼく。これが、オホーツクのメッシ、美幌のクリスティアーノ・ロナウド、いやいや美富のハーランド誕生の瞬間だったかもしれない・・・。 月に2回のお楽しみ、キッズサッカー教室の日だ。今日は特別ゲストとしてかなでちゃんも来てくれている。 15時ちょっと遅れてグランドに到着。まだ練習は始まっていない。参加者の集まりも最初の頃に比べてかなり減ってきている。「サッカー行かない!」と言い出した子も多いのかもしれな

きっと日本一ワイルドな乗馬体験

さいこうファームに来てくれているかなでちゃんがやり残したことが「乗馬」だというので、今日は網走の乗馬体験に行くことに。 ぼくと幸枝さんが移住前に1度だけ体験したことがある、網走原生牧場の乗馬が目的だ。もう5年前の記憶だが、ちょっと驚くほどワイルドな乗馬体験だったことを覚えている。 そして、牧場に到着。 馬が放牧されている馬場の中で、担当のおじちゃんが案内してくれる。 「突き当りのところまでゆっくり歩いてきて!途中、触れたら馬とか触っていいから」 おじちゃんはさっそうと

今度はドット道東の中西さんが泊まりに来てくれました!

つむぎが2ゴールを決めた日の夜。さいこうファームに、新たなお客様。ドット道東の中西さんが来てくれました。 つむぎがサッカーを頑張っている裏番組で、幸枝さんは中西さんと取材のお仕事をしていたのです。最後の取材先が美幌町だったので、中西さんはそのままさいこうファームに宿泊することに。 ディナーメニューは美幌町天上天の中華料理。中西さんが用意してくれたお酒で乾杯。 ぼく、幸枝さん、つむぎ、櫂、スピカに加えて、かなでちゃん、中西さんが加わり、6人と1匹のにぎやかなさいこうファー

移住したことで得たもの、それは急なブリパーティーだったりもする

いつもいろんなアウトドアに連れて行ってくれる、美幌町のさわやかイケメンガイドのタッキーからお誘い。 「今夜ブリパーティーしません?」 どうやら美味しそうなブリを1尾買ってきたらしい。ぼくらはもちろん参加の返事。 夕方、家族5人でタッキーの家に向かう。 タッキーは夫婦で農家さんの家を借りている。リビングとその隣の和室をつなげた広いスペースにセットされている長机。何やら鍋の用意がしてあるみたい。キッチンでは立派なブリの解体ショーが始まっている。 今日のブリパーティーの参

美幌ふるさと祭りの見逃せないポイントは?

昨日も美幌ふるさと祭りに行ったが、今日も行かなければならない。 なぜなら今日はプロレスが開催されるから! 4年前にも開催されて一番印象に残っていたのが祭りの中で開催される北都プロレスの興行だ。 神社の境内に特設リングが組まれ、周りにプロレスを楽しみにしていた町民が集まり、日が沈み、照明が焚かれ、いよいよ開催されるまちおこし奉納プロレス。 この非日常な雰囲気がすごくワクワクするのだ。 前回4年前にはぼく1人で観に行っていたが、今回はつむぎとかなでちゃんも参戦。ぼくとつ

美幌ふるさと祭りは、やっぱりなんか良い

9月4、5、6日は4年ぶりの開催となる美幌ふるさと祭りだ。 新型コロナウイルス感染症の影響でずっと開催されていなかった美幌ふるさと祭り。子どもたちと幸枝さんはまだ参加したことがない。 移住1年目だった4年前、まだ幸枝さんとつむぎは青森にいて、櫂は生まれていなかった。ぼくは1人でお祭りに参加し、「あぁ、なんかいいなぁ」と思った記憶がある。 そして、今年初めて家族全員でお祭りに参加できる。それにかなでちゃんもいる。 いつもより少し早めにつむぎをお迎えに行き、そのままお祭り

かなでちゃんがいる日々

8月28日の月曜日にさいこうファームに住み込みスタッフとして来てくれたかなでちゃん。出会ってから一週間。「いい子そうだなぁ」の第一印象そのまま、本当に気が利く素敵な子で、もう完全に助かりまくっています。 お願いしている午前中の農業は一生懸命やってくれるし、家にいるときも、あれこれと気を利かせて手伝ってくれています。 「あぁ、本当に気が利いて助かる!」と幸枝さんは大喜び。日頃、気が利くとは言えないぼく、甘えん坊でやんちゃ盛りのつむぎ、ニコニコ、ハイハイ、ママーの櫂と暮らして

カムバック!

「おねえちゃんは家族だよ!」 つむぎがそう言って懐いていたかなでちゃんは、3週間近く我が家に滞在してくれた後、また北海道の旅に戻っていった。 「しばしのお別れだな、いい子が来てくれてよかった。また会える日が来るといいな」そう思っていた。 が、かなでちゃん、カムバック! 再開の日は思っていたより早く来てくれた。 北海道旅行を終えて地元に帰る前にもう一度立ち寄ってくれたのだ。数日ぶりの家族5人と1匹体制。幸枝さん、つむぎも、櫂も、スピカも嬉しそう。もちろんぼくも嬉しい。

かなでちゃんがいた日々

8月28日から、住み込みスタッフとして来てくれたかなでちゃんがついにここを離れる日になってしまった。 朝、つむぎはいつもより早く起き出す。リビングに移動しゴロゴロしている。2階から降りてくるかなでちゃん。 泣き出すつむぎ。泣きながらぼくの方に走ってくる。 「お姉ちゃんがいなくなるのやだ!一緒にお風呂も入りたかった!だでぃとママがだめって言うからもういなくなっちゃう!」 怒っているのか、悲しんでいるのか、泣いているのか。今までになく長く一緒にいたお姉ちゃんとのお別れに感