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【吉田的思考vol.41】

オリンピックでは、どの競技からも、技術の高さはもちろんのこと、この場に来るまでの弛まない努力の跡をはっきりと見せてもらえる部分に、心を動かされます。

メダルを取った取らないとか、そんなことよりも、勝負に挑むアスリートの姿が、ホント、キラキラしてるんですよね。

このマガジン読者にも、今回のオリンピックに出場しているアスリートも居て。

勝者も敗者も。

アスリートから学ぶべきものは、『人間性』だったり『考え方』だったり、『取り組み方』だと思うんです。

【僕のすべて】

オリンピックでは試合後のコメントも、アスリートの魅力が伝わる一つです。

スノーボードハーフパイプで金メダルを取った平野選手と4回転アクセルにチャレンジした羽生選手。

試合後にコメントした共通フレーズが、『全て出し切る』でした。

《羽生選手》

―フリーを終えて

 「なんですかね、全部出し切ったというのが正直な気持ちです。明らかに前の大会よりいいアクセル跳んでましたし、うん…。もうちょっとだなと思う気持ちももちろんあるんですけど、あれが僕のすべてかなって。もちろんミスをしないというのは大切ですし、そうしないと勝てないというのは分かるんですけど、でもある意味、あの前半2つのミスがあってこそのこの『天と地と』という物語ができあがっていたのかなと思います」

 ―自身の挑戦について

 「もう、一生懸命頑張りました。正直、これ以上ないぐらい頑張ったと思います。報われない努力だったかもしれないですけど、でも…。確かにショートからうまくいかないこともいっぱいありましたけど、むしろうまくいかないことしかありませんでしたけど、一生懸命頑張りました」
《平野選手》
いやぁ、まだ実感があまり無いんですけど。ようやく小さい頃の夢が一つかなったなという。まぁ、ここを取らずには終われないな、というところを。今日はずっとやってきたことが全てここで出し切れて。
 あと、兄弟で一緒に出場できて、その場で自分が勝てたのは、お互いにとってもすごいよかったと思うし。自分自身の気持ちとしても、ここでやりたかったことを最後の最後で全て出し切れて
 ちょっと2本目の点数は納得いってなくて、そういう怒りが自分の気持ちの中でうまく最後、表現できたというか。良かったです。
 (逆転した3本目は)緊張とかではなくて。ちょっといつもとはまた違う気持ちというか。思い切って、全て出し切る気持ちがやっぱり、かなり集中していて入ったと思うので。それがうまく最後、クリーンに完璧に決められたのは良かったですね。

何を言いたいかというと、良くも悪くも、『自分自身でやり切った』という想いに溢れてるってことです。


【どれだけやり続けてる??】


例えば新年明けて、「よし!今年はこれをやるぞ!」って言って、それを続けている人って圧倒的に減るんですよね。

今は2月。もうすでにやれていない人も居るのかもしれません。

張り切ってスタートしたことも、1.2ヶ月も過ぎたらもうペースが落ちている。

だからこそチャンスで、僕が選手指導で良く伝えていたことは、『続ける能力』についてです。

言葉にすると、

『やると決めたのならやる。』

です。

やり続ける癖をつけられる人は強いです。

で、やり続けられる人には特徴があって。

それは、『自分自身で決める』ことを癖づけてるんです。

結局、やってるのか、やらされているのか、が続ける大きな要因で、僕が関わっている人で、成功している人は、いい時も悪い時も決断は自分自身を最優先しています。

特にここ最近は、スポーツ選手だけではなく、企業で活躍されている方だったり、新たなチャレンジを志す若者だったり、多種多様な方々と会う機会があって。

その方々に共通するのは、『自分自身を全うする姿』なんです。

「一生懸命頑張ってます!」

って、素直に言ってくれるんです。

『前向き、全力、立ち止まらない』

林成之さんが夏の北京オリンピックで競泳陣に伝えた言葉です。

僕も『続ける』ことには少し自信があります。

大きな告知もせずに進めているこのマガジン。1週間に1.2回ペースで1000文字を超える記事を続けています。

支えてくれる読者がいるからなのは当然ですが、やっぱり、『自分で決めた』というのが一番の原動力です。

あっ、そうは言っても、少しは僕のメルマガの認知も上げたいと思っているので、今回は全文公開にしています。

#ぜひシェアお願いします笑笑

さて。

今回、オリンピックに出れなかったアスリートも沢山います。

オリンピックに出れても、思った成果を出せなかった選手も沢山います。

うまくいってもいかなくても、前向きに、全力で、そして立ち止まらず続けていく。

その姿をまた見せてもらいたい。

そんな願いを込めて、今日の記事を締めさせてもらいます。

最後はゆずの『いつか』を。



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