【動くことの意味】

今年も残すところ、あと1ヶ月半程になりました。
　

皆さんにおいては、慌ただし毎日を送っていることと思います。

でもその1日1日を大事に、そして無駄にしないようにしてくれたらと心から願ってます。

『行動すれば、良くも悪くも次の展開が訪れます。行動しなければそのまま。ただそれだけ。』

僕がずーっとこだわってきた言葉。
　

僕は、人との繋がりを非常に大事にしています。今まで出逢ってきた人はもちろんですが、今の僕の行動力の原点は協会で活動してくれているメンバーが居ることです。
　

時間を大切にすること、時間を守ること。
人を大切にすること、約束を守ること。
想いを大切にすること、動き続けること。
　

初期の協会メンバーくらいしか知らない内容ですが、今回は備忘録として、何故僕がここまでこだわるのかについてを備忘録としたら残しておきます。

実は学生時代からの友人が、突然脳出血で亡くなってしまいました。もう10年近くになるかな。学生時代はスノーボードで日本チャンピオン。でも何故かサッカー部のマネージャー。何事も明るく、何より人の為に全力で取り組むことのできる素敵な女性でした。
　

30代前半でこれからまだまだ沢山の可能性を持っていたにも関わらず。
　

札幌駅で偶然会って、食事いこうよってことになったのですが、約束していた日に、僕は仕事の都合で急遽キャンセルしてしまいました。
　

彼女が亡くなったのはその2週間後でした。
　

「いやー、ごめんごめん。また今度ね」
　

あの時の断りの電話。まじ、軽い。
　

『今度』なんて、必ず来るなんて保証はなくて。限られている時間だからこそ、動くことがとっても大切なんだと理解しました。
　

それからの僕は、人の為に時間を使おうっていう意識が強くなってきました。
　

誰かに求められてから動くのではなくて、常に何かを与える気持ちで動く。でも決して人には求めない。
　

亡くなった友人がそうやっていたように。
　

彼女は積極的に動くことで、『自分』を存在させていました。お節介とかそういうのじゃなくて、なんか常に色々な人の為に時間を使ってるっていう感じ。
　

協会設立1年目はまさに、それをやり抜こうって決めた一年でした。
　　

そう、『居る』だけの僕から『動く』ことを決心したっていうことなんです。
　　

動けば誰かが反応してくれる。そして人の為に時間を使うと、そこにまた反応があって。協会メンバーの活動の場所を広げる為に、そしてFSEMを広めてくれる人材が沢山育ってもらう為に、僕なりに動いてきました。
　

つまり冒頭お伝えしましたが、誰かが居るからこそ、僕は動けたってことなんです。
　　

僕一人の為にだったらこんな行動力にはなってません。でも協会メンバーから求められたわけでもありません。
　

JMAは『すべての人が、自分の身体にわくわくする社会に貢献する人材の育成』を目指しています。
　

そこに共感してくれたメンバーがここに居てくれています。すごく頼もしくもあり嬉しいこと。
　

協会メンバーには本当に感謝しています。その感謝も込めて動いている。そんなイメージかな。
　

でも誰かの為に自ら行動するって、すごく素敵なことだと信じてます。
　

『魅は予によって生じ、求によって滅す』という言葉が好きで、どうせ行動するなら魅力ある行動がいいわけで。それはやっぱり与えるってことなんだと思ってます。

最後はこの言葉で。
　

『私たちは他から得たもので生活をするが、他に与えることによって人生をつくっていく。』ウィンストン・チャーチル（イギリス元首相、政治家）

　
今回のマガジンでは、『動』という字の成り立ちを考えながらのコラムを書きました。
　

是非ご覧ください！
　

『すべての人が、自分の身体にワクワクする社会』