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気分転換・リセットの方法を一覧化してエネルギーの枯渇に立ち向かおう

※リセット感ある画像にしたかったのでみんなのギャラリーから「リセット」で検索し、一番リセット感ある画像を設定しました

ご無沙汰しております。全く書いていなかったのですが、今日ふと思いついたので筆(気持ち的な意味で)を執りました。
本稿は自分なりの気分転換や気持ち的なリセットの仕方を一覧化することで

「なんかやる気起きねえなあ」
「なんかモヤモヤするなあ」
「やらなきゃいけないのに何も手につかないなあ」


などの、心身のエネルギーの枯渇に対処していこう、という記事となります。正直全然医学的根拠があるわけではないのですが、おおよそ30数年の人生でいろいろやってていい感じだなと思ったものについてまとめています。

気分転換・リセットの意義

意義も何もないのですが、おおよそ人間が自分を変えようと思ったときには、
・環境を変える
・習慣を変える
・人間関係を変える

のいずれかをしないとあまり変わらない、とされています。
これなんかの本に絶対書いてたんですが今時点で出展が思いつかないので思いついたら追記します。限りなく七つの習慣な気がする。)

とはいえ、そんなに頻繁にこれらを変えることは難しいので、これをよりマイクロに運用していく必要があり、このために多少なりとも自分がいるところややることを変えて、変化点を作ることで何か新しいことに取り組むことができるようになる、という感じなのかな、と思っています。

リセットの注意点

  1. 自分に不足しているものはその時々によって違う

  2. たとえ大きな効果があるとしても、それにかかる時間が大きすぎると行うことすらできない

の二点です。それぞれ少し触れます。

自分に不足しているものはその時々によって違う

「エネルギーが足りない」にも大きく分けると2種類あると思っており、要するに身体的なものと、精神的なものがあるかな、と思っています。(HPとMPみたいなもんですね)

「気分転換」なんだから精神的なものでは?という意見もありそうな気もするのですが、考えすぎてモヤモヤしているときなどは、ベッドで体を休めているだけでは状況は好転せず、逆に何も考えずに体を動かしたほうがスッキリする、ようなことがあります。

また、精神的なエネルギーを補充するにしても、誰かと話すことでもらえるエネルギーと、内省を尽くして考えることによって得られるエネルギーはこれはこれで違ったりするな、と感じています。

また、「自分は走ることが気分転換なんだ」と確信があるとして、雨が降っていたり、足を怪我していたりすると走ることはあまりうまくできない傾向にありますので、自分のリセット方法を「走る」一辺倒にするのはリスキーです。

たとえ大きな効果があるとしても、それにかかる時間が大きすぎると行うことすらできない

これもまあ当たり前の話ではあるのですが、一日の時間は有限ですし、人間にはやらないといけないことがたくさんあり、リセットにかけられる時間も限られています。(これが限られていない人はそもそもそんなにストレスがない可能性が高いですね)

この際に、例えば「自分のリセット方法は旅に出ること」と確信があるとしても、旅には大体1日以上の時間がかかることが通常です。もちろん、短くすることはできるとは思いますが、1時間でできることは限られ、逆に不完全燃焼になってしまう可能性もあるのではないでしょうか。

また、「友達と朝までカラオケで歌うことが気分転換」と思っていると、これは付き合ってくれる友達が必要となり、「今この瞬間のモヤモヤ」に対処することが難しくなります。

短い時間でできることは限られていますし、効果も限定的ではありますが、まったく何もしないよりはいいと思いますので、

  • 短時間でできる小さなリセット

  • 中くらいの時間でできる中くらいのリセット

  • 時間をかけて行う大きなリセット

のそれぞれを手元に持っておくといいのではないか、と考える次第です。

リセットするためにやること

ということでやっと本題なのですが、以下に僕が何となくいい感じやなと思ったものを挙げていきます。

基本的には一人でできて、思いついたときにやりやすいものを挙げています。主体的にやっていくことで自己肯定感を保っていきましょう。

短時間(5~30分)

  • 目を閉じる(5分)

滅茶滅茶シンプルですぐにできます。
人間は視覚情報にかなりの刺激を常に受けていると言われており、それを遮断することでプチリセットすることができます。
5分と書いていますが、決まった時間があるわけではありません。とはいえ、あんまり長くこれをやっていると寝てしまうおそれがあるのでまあ5分くらいがいいのではないでしょうか。

  • 外の空気を吸う(15分)

僕の場合はおおよそ煮詰まったときってのは仕事をしていたり書き物をしていたりで部屋の中でパソコンに向き合っているときが多いです。
ここからの変動点を作るとするとこれも非常にシンプルで部屋から出て外の空気を吸うと、「世の中には便利な四角い箱以外のものもたくさんあるんだなあ」という気持ちになり、少し気分がまぎれます。

もちろんこれもあんまり擦りすぎると単に時間が潰れるだけなので、作業と作業の合間くらいに行うのが効果的ですね。

  • 内省して、書き出す(30分)

すぐできる、と、少しまとまった時間をとる、の間くらいです。
人間は頭の中だけでいろんなことを思いついたり悩んだりしていますが、頭の中にあるうちはほぼ構造化もされていないし、そもそも何が悩みなのか、どこにひっかかっているのかも明確になってなかったりします。

これを何とかするためには「書き出す」ことは結構有用で、
・今時分が感じている気持ち
・今自分が気になっていること
・今後こうしたいと思っていること
などをとりとめなくでも書き出していくと頭の中に詰まっていたものが抜けていく感触を覚えて割とスッキリします。

やり方としてはスマホのメモでもレシートの裏でも何でもよいのですが、手書きで書き出していくのが一番早い傾向にあるし、スマホやPCよりも「やった感」が大きいように感じます。とはいえやり方は自由です。スマホやPCでやることも、書いた内容が後に参照しやすかったりするので結構意義はあるかなと思います。

※これは結構いろいろなところで言われてたりするので参考書籍がたくさんありそうな気はします。君の眼で確かめてくれ。

少しまとまった時間(1~3時間)

  • 喫茶店でコーヒーを飲む(1時間)

家で飲んでもいいのですが、1時間くらい時間があるなら全く別のところに行った方が効果はあるように感じます。(環境を変える、ですしね)

この時公園でもどこでもいいっちゃいいのですが、例えば上記の「内省をして、書き出す」を行うときには机があったほうがいいし、不快でない温度や環境である方がいいため、近所にいい感じの喫茶店を見つけておくと捗ります。

どういった環境が自分にとっていい感じなのかは人それぞれで、
・多少ガヤガヤしている方がいい
・静かなほうがいい
・音楽があったほうがいい
・音楽もないほうがいい
など、「自分が一番いい感じだな」と感じられるところを探すこと自体も楽しいですね。

  • 自転車に乗る(1時間)

このあたりから私が好きなだけな可能性が高いゾーンですが、自転車に乗るのは身体的にも精神的にも結構いい感じなのでとてもおススメです。

自転車に乗っている間、もちろん周囲の交通状況には気を遣う必要はありますが、スマホを見たりもできませんし、結構内省が捗ります。
とはいえこれは前述した「内省」とはちょっと違っており、どちらかといえば発散型。自転車に乗っていると周囲の景色や環境は常に変わってくるので、それらを見たり聞いたりして感じるものは常に変わってきます。これによって、いろいろなアイデアの種が自分の中にたくさんできてくるのを感じることができるのです。

しかしながら、自転車に乗っている間はメモも取れないしいちいち立ち止まって書き留めるのはそもそものサイクリングの楽しみを大きく減じてしまいます。自転車に乗りながら10思いついたことがあるとすると、その後覚えていられるのは3くらいかと思いますが、それでも新しい考えが生まれやすいリセット方法ではないかな、と思います。

  • ひたすら歩く(1時間)

これも自転車と同じような効能があるかなと思いますが、自転車よりも移動できるスピードや範囲が狭いので思考の発散具合としては少し控えめ。
しかしながら、散歩しながら考えを巡らせることの効能はめちゃめちゃ再生されているTEDのプレゼンでも言われてたりするので、ここではあんまりたくさんを述べずにこちらの動画を見てもらうとよいかなと思いました。

※行動や学習を科学的に研究されている方なので僕のnoteよりは間違いないはず

  • サウナに入る(2時間)

最近サウナ流行ってますよね。「ととのう」ってやつです。これについては書き始めるとこれで一本書けるくらいなので、かなりサクッと書きます。いつか書きたい気もします。

サウナ→水風呂→外気浴の流れの中ではそれぞれ感じられるものが異なっています。

・サウナ
考えることは非常に困難で、自分の体調を気にするくらいしかできることはありません。頭を空っぽにしてスッキリ。

・水風呂
水風呂に入る時間はかなり個人差ありますが、サウナでしっかり体が合った待っていると水風呂に入っている時間は少しづつ思考がまとまってくるような感覚を得られます。入りすぎると頭に冷気が入り込んできて逆に何も考えられなくなるので注意してください。(僕はこの感覚も結構好きですが絶対体には悪い

・外気浴
これをしているときがサウナの醍醐味です。サウナで温まって水風呂でギュッと締まった後に椅子などに座ってぼんやりしていると通常よりも深いリラックス状態になり、世界が今までと少し違う感じに感ぜられます。(感ぜられるだけで何も変わってはいません

サウナ→水風呂→外気浴の流れ全体を経ると、何も考えなかったり、いろいろなことが頭を巡ったりと身体的に気持ちいいのはもちろんなのですが、気持ち的なリフレッシュ効果もとても期待できます。

※サウナ→水風呂が本当に体にいいのか、という点については科学的なエビデンスがあるわけではないので触れませんし、自分自身としては体には悪いが気持ちがいいゾーンのことだと思っているので、あんまりやりすぎないようにしないとな、と思っています。

  • 誰かと酒を飲む(3時間)

おおよそ唯一、自分一人ではできないこととなります。
一人で酒を飲むことでも何かしらかのリフレッシュ感はあるのですが、どちらかというと思考をぼんやりさせることのほうに主眼があり、あんまり酒を過ごすと翌朝の後悔のほうが大きくなるような気がします。

もちろん誰かと飲んでいても翌日後悔することはそれなりにあるのですが、それでも誰かと酒を酌み交わしながら過ごす時間というのは精神的な満足感がとても高いと僕は感じています。(これは間違いなく個人差あるので万人に勧めるわけではない)

誰かと話をすることは、自分にはないものを吸収できたり、自分では持っていない解決策を挙げてくれたりすることでそもそも効果がありますし、酒の場になることは気持ちを少し明るくさせたり、アルコールの力で少し踏み込んだ話をすることに踏ん切りがついたりします。

※もちろん、適量であることが大前提。飲みすぎて羽目を外しすぎたりして相手に迷惑をかけたりするとリセットどころかマイナスの影響があったりするので、お酒は適量に、スマートドリンクを心掛けましょう。(ごくたまに滅茶苦茶に飲むことはそれはそれでストレス解消になりますが、絶対翌日後悔する

かなりまとまった時間(一日~)

かなりまとまった時間部門は一つだけ挙げておきます。もちろん、ここにはより抜本的なもの(転職する、とか、新しいコミュニティに入る、とか)も入りえるのですが、ある程度やりやすいもの、という意味で。

  • 軽く旅に出る(1日~2日)

旅はそれ自体が環境を変えることであり、今自分が煮詰まっていたりモヤモヤを感じたりすることからまず物理的に離れることで、それについて考える必要性が下がったように感じる気がします。

ここでは一人旅を想定しており、一人で全く知らない、あるいはしばらくの間離れていたところなどに行くことで、今の自分がいる環境では思いつかないようなことが思いついたり、昔やりたかったこと・自分の原点的なものを思い返したりすることができたりします。

旅の期間は長ければ長いほうが効果としては高い気がしますが、実際問題日常生活との折り合いもありますので、日帰りの旅でもそれなりに効果はあると思いますが、できれば1泊2日くらいゆっくり時間をとって、全然違う環境で改めて今自分が抱えている問題や対処したい課題に向き合ってみるとまた全然別の答えが出てくるかもしれません。

注意すべき点、というとあれかもしれないですが、ここではあくまで「リセット」の方法としての旅ですので、「ここに行かなきゃ」「あれをしなきゃ」のような形で観光やスポット巡りなどの予定を入れ込みすぎると、勿論環境が変わって見たことがないものを見たことのプラスはあれど、自身の今の課題に対してはあんまりすすまず、時間をかけただけになってしまうこともあるので注意しましょう。(それでも旅自体が楽しいのでやることは間違いなくプラスだとは思いますが)

終わりに

期せずしてそれなりの分量になってしまいました。
久しぶりにこのnoteを書けたこともこの土日でのリセット(自転車・サウナ・喫茶店)によるものなのではないだろうか、ということで本稿の正しさが証明された気がします。
自身の課題は自身で向き合うしかありませんが、今の自分が心身ともに十分なのか、という点は気にしつつ、場合によっては一度リセットして心身を充実させ、バッチリの状態で課題に向き合っていきましょう。

(おまけ)
参考文献というか、色んな形での「リセット」の仕方を紹介してくれるマンガ『はるかリセット』はよい漫画なので是非。
春河童先生は可愛いですが行動がおっさんすぎる。(加点要素です)

※1巻と最近出た最新刊をご紹介しておきます。



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