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島根のサイクリングイベントできるまで・・・

序章

何年か前 恵比寿のとあるカフェでビールを飲みながら相談を受けたことがあります その内容はここではかけませんが そのときに同席していたTさんが近日中に会社を辞めて独立するんだ って話をされていたことをよく覚えています そして時がたちとある川崎の某お披露目会場で、虎ノ門で・・・と数回顔を合わせた彼と 自転車イベントやることになるとはその時は想像もつきませんでした・・・

ちょうど1年くらい前・・・

そのTさんからお電話をいただき ご相談したいことがあるからお店を訪問させてほしい・・・との依頼でした 彼の顔を久々見たかったこともあり 予定を合わせていただきご来店 そこで受けた相談が「吉田ルーム サイクリングツアー」を島根県で作ってくれませんか? というものでした
二つ返事で 断り ました(笑)!!!

断った理由と気持ちが変わった理由

それまで しまなみ・石垣島・久米島・湘南・房総 などで吉田ツアーを開催してきました それは全て自分が行ったことがある場所だからできたことです 何しろ参加者の方にご紹介する 時に「ここは楽しいよ 良いところだよ!」って言うからです しかし 島根県は未開の地・・・ツアーを作っても自分が自信を持っていいところだよ言える場所ではなかったためです

しかし ちょっと考えました 上記の理由で出来ないなら 知れば出来るじゃん ということに気づいたから Tさんに条件を出しました 8月に自腹で島根に行ってくる 自分で走って楽しかったらツアーを作ろうと・・・

もう時効なのでお話すると

数年前のこと 都内港区の一等地で店をやらないか?というお誘いを受けたことがあります 当時 私は自身のプロショップ経営もなかなか厳しい状況でした 確かに新しいことへのチャレンジは大変興味があり自分の中では物凄くやりたかったし声をかけていただいたこと大変ありがたかったです
 しかし出来る自信が無かった・・・数日後その方とお話をする時間があり「ご提案の件 自分なりに考えました あの場所で商売するには・・・・」と人件費を含む経費の件 立地に対して居住者がほぼいない件などネガティブな理由をならべ成功する気がしない 難しいと思います とご返事させていただきました
 一通り聞いていただき「わかった」とおっしゃってくれました そのあとに 「しかし君はうちの社員と同じことを言うなあ(笑)」と言われたのです 「はあ?どういうことですか?」と聞くと この案件 君は出来ない理由を持ってきた 内容は最もだと思う でもな 新しい事にチャレンジをするときは出来ない理由を並べた時点で出来るわけがない これを成功させる気があるのなら難しいことをどうしたら解消できるか?って考えるんだ 総思考にならない限り 新しいことにチャレンジすることなんて出来るわけがないよ(笑)

このことが自分の心に深く刺さっていました 島根の話 せっかくのご縁だし 知らないことにチャレンジをしてみたい ここは自分のチャンスなんだって ビビビ っときてしまったわけです

ということで島根に下見へ

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初めて降りたった萩・石見空港 ここでも別のドラマがありまして・・・まさか石垣島と繋がりがあったとは・・・書くととても長くなるので それはまた別の機会に・・・

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バーディ(折り畳み自転車)が2台 そう あのTさんが「吉田さんだけに迷惑をかけるわけにはいかない 自分が誘ったんだし自分も下見に同行します」と言っていただきました さあ 頑張らなきゃ!という感じになり俄然テンションも上がります

地図上では一部ルートが違いますが一度 益田市内に行きそこから 匹見川→津和野川沿いに 津和野までを往復する 片道40~45km程度の道のり ロードバイクであれば 簡単に走れてしまう距離ですが 今回のコンセプトは日本の原風景を楽しむ!ということをTさんと打ち合わせしていましたので ミニベロの旅としてみました

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萩石見空港には更衣室も完備されており サイクリスト歓迎ムードが・・・

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飛行機は昼前くらいに空港着 腹減りました 空港から20分くらいのところに あそこにレトロな自販機があるから行くと良いよ と聞いていた自販機ステーション・・・サビが・・・大丈夫かあ・・・????
しかし 空腹には勝てず とりあえず買ってみることに

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見事な 天ぷらうどん 量は少ないですがサイクリングにはあんまり腹一杯でも走れなくなっちゃうのでまずは これくらいから・・・
味は 普通! まあ 衛生的うんぬん言うのが気にならない人にはおすすめです

原風景を楽しむ

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今回のルートはTさんが考えてくれましたが下流の匹見川 途中より 津和野川と並行して走るJR山口線の線路を時折見ながらの移動です その流れは穏やかでのんびりしており ルートも一部は国道を通るものの 大部分は河川敷や旧道などを通りあまり車と交差しないのも魅力です

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途中無人駅で休憩したり 川沿いで止まってみたり・・・

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大人だからお金で解決・・・

ロードからしたら邪道?なのかもしれませんが 基本上りの辛い工程はイヤ!!! 簡単に折りたたみができるミニベロに乗っているんだから・・・と途中から上りがきつくなる手前で輪行に切り替え 山口線へ
大人の問題解決方法です(笑)

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無事に津和野入り!

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津和野の町はとても美しく のどかなところで 大変気に入りました!!!

そして宿

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こんな日本旅館へ 実際のツアーではこちらで夕飯を頂いたのですが この下見のときは 町で夕飯をとることに しかし・・・・

食べるところがない・・・

旅館のおかみさんに 聞いたのですが夕飯が食べられるところが少ない 特に名物と呼べるお店もない・・・ アテのないまま飲食店が数件ありそうな通りへ行くも・・・ 1,2軒やっているお店が・・・ ああ良かったと思い中に入ると すいません 今いっぱいで・・・って断られ しょぼん・・・
やっと見つけた 寿司屋にイン! 今日のおすすめってありますか?と聞くと・・・特に無いなあ 何でも ということで寿司以外を食い(笑)締めにこれを・・・

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うな重 裏の川で取れたものらしい・・・しかもバカ安!!!としてバカウマ!!!これを食って この地でイベントやろうと決めたなんて誰にも言えない

翌日も散策を

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お昼は10kmほど離れたこちらへ

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一通り取材を済ませて 往路とは違うルートで益田に戻りました 
このまま 飛行機に乗るのも何なので こちらでひとっ風呂あびて

終わってみると 大人の夏休みっぽい感じが・・・

というわけで 最後まで読んでいただきましてありとうございます 一緒に旅に行ってみたいという方募集中です ご希望があればメールください

csyyoshida@outlook.jp こちらまでご連絡いただければ旅の情報お伝えいたします 吉田

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