[特集] このままでは「英語キライ」な子がもっと増えます。～この本読みましたか？「迷える英語好きへ」
今日の本題です。
今週、この本を読み、うーーーん、と考えてしまいました。
非常に暗い気持ちなり、これはまずいぞ、と思ったんです。
結論から言うと、
「このままで行くと、英語キライな子がもっと増えることが予想される」
国際化だ、英語だ！と言っているのに、なぜなんでしょうか？
いろんな教育政策が始まっているのに？
それを緻密に、バッサリと切ってくれた、
日本の英語教育の政策にモノ申した本です。
「迷える英語好きへ」鳥飼久美子・斎藤兆史 （インターナショナル新書 2020/10)
リンクはこちら英語教育の現場はいろんな話題がありましたね。
・大学入試の民間試験導入
・中学生からAll Englishの授業
・小学校からの英語
など、どの政策も「話せるように」ということを目指しているんですが、
英語の専門家の二人は「大反対」しています。
それなのに、、、
学校も、先生も、準備ができていないのに、完全な見切り発車で始まりました。
そもそも、こんなカンバセーションばかりやってたら
「思考力が育たない」と言います。
（※吉田は日本政府の国際交流事業のリーダーで、大学生を海外に連れていきました。
優秀な大学生を連れていったんですが、
海外の大学生とのディスカッションの質のギャップに、ショックを受けました。
すごく、日本の子は、幼い印象。
「思考力」が育ってなかったの？と心配になります）
その背景はこういう事らしいです。
どうも、政治家が事情をよく分からないのに、強引に口出しをした感じに見えます。
それもこれも、
当の政治家自身に「英語コンプレックスがある」から、ではないか、と見えます。
彼自身は英語ができないから、
「ただ、普通の会話をしている」だけでも、カッコよく見えたのでしょうか。。。
「やっぱり日本人に必要なのは、カンバセーションだ」と思ったのかも。
現場の先生たちは、本当に気の毒。
でも、もっと気の毒なのは、こんな政策に振り回される「子どもたち」です。
この二人の英語のプロの指摘が本当なら、まずいです。
目指すべきは、内容の薄いカンバセーションができる子なんでしょうか？
「訥々としていても、尊敬される英語」じゃないか、と私は思っています。
それには、土台が絶対に必要です。
ノーベル賞を受賞した田中さんという方が、ノーベル賞の授賞式で、
あまりお上手ではない英語を訥々と話しました。
でも、中身がシッカリしいたから、全世界が感動したんですよね。
そういう事じゃないですかね。
私は英語のスピーチのクラブに２０年所属していますが、
流暢かどうかより、結局「中身が重要」なんです。
そして、私のお客様は英語の先生が多いのですが、
やっぱりリアルな問題がいろいろと聞こえてきます。
そして「英語早くやらせなきゃ！」と煽られ、焦ってしまう、お母さんたちも気の毒です。
・非常に高額のDVD教材を買ったのに「使いこなせていない」ご家庭
・小学生の頃から英検をやらせようとして、親が熱くなりすぎ、子どもが英語が嫌いになる
・英語教室に、子どもの教育も全部「丸投げ」するご家庭
そんなこと、よく聞きます。
じゃあ、どうしたらいいんでしょうか？
それを来週月曜日1/17（月）インスタライブで話していきますよ。
こんなお話をします↓
「お母さん、焦らなくていいので、ドーーーンと構えててください」
「実は、英語の素材を、リビングに置いておくだけでいいんです」
え？
何で置いておくだけ？？？
みんな英語に必死になってますが焦らなくていいんですか？？
なんてことをお話しちゃいますよ。
「グローバルライフコーチ」上級講座を↓のお二人は受講してくださったんですね。
研修で、この話で盛り上がりすぎ、結局研修これで終わったことも（笑）
その内容をインスタライブで話します。
ゲストは、英語キライの子の「えいご保健室」主宰、英語教室主宰、
実の娘さんの英語力がリアルに伸びている、息子さんの数学の力も伸びているはなさん。
四児（一番下の子は二歳！）の母でもあります。
はなさんの英語教室には、他の英語教室で「もう、英語キライ！」になってしまった子がシェルターに集まるように、英語と仲直り。「なんか、英語って楽しい」を実感しています。
＜はなさんの情報はこちら↓＞
https://lit.link/eigohokenshitsu
そして、元・小学校教員で「子どもはどうやって学んでいくか」をずっと探求し、
ご自身も二児の母、息子さんの「自ら学ぶ」力がドンドン伸びている、きなこさん。
ご自身も毎日、勉強を継続している方です。
（息子さんには、ぜひ「博士くん！」出演して欲しい）
＜きなこさんの情報はこちら↓＞
https://www.instagram.com/kinaco.flyingclassroom/?hl=ja
【予告】インスタライブします：子どもの英語力を上げるには？
「お母さん、焦らなくていいんです！」
1/17（月）１４時半からインスタライブをします！
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