夢をバカにされても自尊心を保つ方法
私はnoteを神社か何かだと勘違いしている節があり、やたらとnoteに夢を書いてしまう。
そういえば、noteを始める前から人に夢を喋りがちだ。
人間には「手に入れたものを自慢したい欲求」があるとされているけど、私には「欲しいものを言いたい欲求」がある。
誰しもそうだと思っていたけど、そうでもないらしいことに最近気づいた。
◇
世の中には、「人に夢を話せない」という人も多い。
ある友人に、その理由を聞いてみたことがある。
すると彼女は、
「夢を語って、相手に『叶うわけないじゃん、バカじゃないのw』と思われるのが怖い」
と言った。
……なるほど。
たしかに、「他人の夢をバカにする人」というのは存在する。
だけどそれは、その人の人間性の問題だ。
この世の中には、他人の夢を「バカにする人」と「バカにしない人」が両方存在するわけで、その点で比較すると、「バカにしない人」のほうが人間性が優れている。
幸いなことに私の周りは人間ができている人が多く、9:1くらいの割合で「バカにしない人」側が多数派だ。
だから、私は「バカにする人」を見ると、
「あーはいはい、この人は1割のほうなのねw」
と思ってしまう。
「バカにする人」をバカにしているのだ。
◇
私は「他人を比較しない」ことをモットーとしているのだけど、ぶっちゃけ、人間性は別だ。
自分の尊厳が踏みにじられそうになったときは、相手のことを「人間性が低い」と見下すことで心を保つ。
そのときに使える手段が、より人間性の高い他者との比較だと思っている。
仮に、夢を語ったときに「叶うわけないじゃん、バカじゃないのw」と言われたとしよう。
そのとき、夢を語ってもバカにしなかった(むしろ応援してくれた)友人たちの顔を脳内にバーッと並べる。
そして、目の前の相手と、脳内の友人たちを比較し、
「この人、ミホやメグミ(バカにしなかった友人)よりも人間性低いな~」
と思う。
すると、わりと溜飲が下がるのだ。
それでもモヤモヤしてしまったら、自分の中のギャルを発動して、
「っていうかぁ、私ふだんもっと人間性高い人たちとつるんでるんでぇ、人の夢をバカにするとか、そういうレベルの会話ちょっとついてけないっていうかぁ」
と脳内で喋ってもらうしかない。
他人を比較して優劣をつけている時点で、私の人間性も褒められたもんじゃないけど、その自覚さえあれば、これは自尊心を保つ有効な手段だと思う。
◇
その方法をとるためにはまず、「友人に夢を話してもバカにされなかった」という体験が必要になる。
その体験がない人は、「この人なら絶対バカにしない!」と思う相手を見定めて夢を語り、肯定されることから始めてはどうだろう。
その体験をいくつか脳内にストックしておくと、いざバカにされたときに自尊心を保ちやすくなる。
「周りにバカにしない人がひとりもいない」となると辛いけど、そうなったらもう、自分がどんどん他人の夢を肯定するしかない。
他人の夢を肯定すれば、自分の夢も肯定されやすくなる。
それに、誰かに夢をバカにされても、
「えっ、それって人間性が低いんじゃない? 私は、他人の夢をバカにしたことなんてないけどねw」
と思えるわけで、つまりは最強だよなぁ。
あと3分何か読みたい気分の方はこちらをどうぞ。こういうおじさん、あなたの周りにもいませんか?
サポートしていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです。いただいたお金は生活費の口座に入れます(夢のないこと言ってすみません)。家計に余裕があるときは困ってる人にまわします。サポートじゃなくても、フォローやシェアもめちゃくちゃ嬉しいです。