夢をバカにされても自尊心を保つ方法

私はnoteを神社か何かだと勘違いしている節があり、やたらとnoteに夢を書いてしまう。

そういえば、noteを始める前から人に夢を喋りがちだ。

人間には「手に入れたものを自慢したい欲求」があるとされているけど、私には「欲しいものを言いたい欲求」がある。

誰しもそうだと思っていたけど、そうでもないらしいことに最近気づいた。


世の中には、「人に夢を話せない」という人も多い。

ある友人に、その理由を聞いてみたことがある。

すると彼女は、

「夢を語って、相手に『叶うわけないじゃん、バカじゃないのw』と思われるのが怖い」

と言った。

……なるほど。

たしかに、「他人の夢をバカにする人」というのは存在する。

だけどそれは、その人の人間性の問題だ。

この世の中には、他人の夢を「バカにする人」と「バカにしない人」が両方存在するわけで、その点で比較すると、「バカにしない人」のほうが人間性が優れている。

幸いなことに私の周りは人間ができている人が多く、9:1くらいの割合で「バカにしない人」側が多数派だ。

だから、私は「バカにする人」を見ると、

「あーはいはい、この人は1割のほうなのねw」

と思ってしまう。

「バカにする人」をバカにしているのだ。


私は「他人を比較しない」ことをモットーとしているのだけど、ぶっちゃけ、人間性は別だ。

自分の尊厳が踏みにじられそうになったときは、相手のことを「人間性が低い」と見下すことで心を保つ。

そのときに使える手段が、より人間性の高い他者との比較だと思っている。

仮に、夢を語ったときに「叶うわけないじゃん、バカじゃないのw」と言われたとしよう。

そのとき、夢を語ってもバカにしなかった(むしろ応援してくれた)友人たちの顔を脳内にバーッと並べる。

そして、目の前の相手と、脳内の友人たちを比較し、

「この人、ミホやメグミ(バカにしなかった友人)よりも人間性低いな~」

と思う。

すると、わりと溜飲が下がるのだ。

それでもモヤモヤしてしまったら、自分の中のギャルを発動して、

「っていうかぁ、私ふだんもっと人間性高い人たちとつるんでるんでぇ、人の夢をバカにするとか、そういうレベルの会話ちょっとついてけないっていうかぁ」

と脳内で喋ってもらうしかない。

他人を比較して優劣をつけている時点で、私の人間性も褒められたもんじゃないけど、その自覚さえあれば、これは自尊心を保つ有効な手段だと思う。


その方法をとるためにはまず、「友人に夢を話してもバカにされなかった」という体験が必要になる。

その体験がない人は、「この人なら絶対バカにしない!」と思う相手を見定めて夢を語り、肯定されることから始めてはどうだろう。

その体験をいくつか脳内にストックしておくと、いざバカにされたときに自尊心を保ちやすくなる。

「周りにバカにしない人がひとりもいない」となると辛いけど、そうなったらもう、自分がどんどん他人の夢を肯定するしかない。

他人の夢を肯定すれば、自分の夢も肯定されやすくなる。

それに、誰かに夢をバカにされても、

「えっ、それって人間性が低いんじゃない? 私は、他人の夢をバカにしたことなんてないけどねw」

と思えるわけで、つまりは最強だよなぁ。




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