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釧路商工会議所青年部 令和5年度 会長吉田勝幸 方針を全文公開して釧路住民と共有したい

昨年に引き続き、今年も釧路商工会議所青年部の会長をやらせていただきます。よろしくお願いいたします。
今年の会長方針はホームページにも載せていますが、改めて私のnoteでも共有したいと思います。

地域経済発展のために、まずは我々青年経済人が研鑽や交流を重ね、自身の成長から自企業の発展、地域の発展に繋げていければと思います。

そして釧路住民にもシェアしたいので公開いたします。

以下今年度の会長方針です。


釧路ブランドを世界へ

2022年釧路ヒアガーデンの様子

国連の『世界人口推計2022年版』によると、世界人口は2022年11月15日に80億人に達すると発表された。30年に85億人、50年に97億人、80年代には104億人でピークに達すると予想されている。日本の人口は約1億2560万人で世界11位。 前年より約50万人減少している。戦争・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック・大災害は未だ世界に猛威をふるい、日本においても少子高齢化による影響も相まって、不安定な情勢が続いている。

一方で、世界幸福度ランキング1位のフィンランドは人口560万人(世界人口116位)となっており、北海道と大きく変わらない人口規模でありながら、この時代においても豊かさを感じながら生活している。

ハカニエミ・マーケット広場

「豊かで住みよい郷土づくりに貢献する」という理念を掲げている我々は、人口の多寡だけにとらわれるのではなく、この街に暮らす人々の生活を豊かにしていく為に、今こそ、創意と工夫、勇気と情熱を傾け、新たな時代を創っていかなければならない。地域活性となる行動を繰り返しながら、釧路から北海道全体を輝かせ、そして世界に羽ばたくような釧路ブランドを創造していこう!

北海道ブロック大会 釧路大会をチャンスと捉えて

第35回北海道ブロック大会 留萌大会

2024年(令和6年)にブロック大会を控える中、本年度は釧路を全道全国へPRできる絶好の機会となる。
北海道YEG25単会、1,200名のメンバーとの研鑽や交流を重ねながら、我々を含めた釧路の資源に磨き上げをかけ、全道、そして全国へ釧路ブランドを発信して行こう!
まずは、我々メンバーが一つとなれるよう、何の為に事業を行っているのか?想いやビジョンを委員会・理事会の中で議論を重ね、情報共有や伝達を丁寧に行い、同じ道に向かって活動して行こう!
そして、志を同じくする釧路YEGメンバーをより多く育むために、諸先輩が積み重ねてきた想いを継承しながら、次代へ繋がる交流や事業を行ってまいりましょう!
更には、我々が心一つとなって大きなエネルギーを持つ事業を釧路市民や北海道に大きく発信してインパクトを与え、未来に明るい光を灯して行こう!

成長しあえる同志

札幌の地にて北海道ブロック大会釧路大会承認後

まずは、共に地域を良くしたいと思い、ビジネスとしても、人としても成長し合える同志を、より多くつくって行こう。そして様々なカタチでの交流や親睦を深め、知識や教養、人間力を高めよう!
同志である委員会や理事会の中で深く議論し、切磋琢磨した事業は、しっかりとメンバー内へ分かりやすく周知を行い、皆が自分ごととして捉えて、各々の立場で最高のパフォーマンスをしよう。そして私たちの活動や事業は、地域内外へ発信し、より多くの人々に伝わる工夫をしたい。正論だけではなく、格好良くて、ワクワクするような発信を行い、自然なカタチで地域全体を巻き込みながら、経済的・文化的な先導者集団として未来へ繋げて行こう!

リバーサイドからシビックプライドの醸成を

釧路ヒアガーデン2022の様子

かつて、硫黄や石炭・木材を運び、産業に大きな役割を果たしていた釧路川は、時代が変わっても我々の暮らしを支え続けている。
現在は、岩保木水門を境にして、北に向かうとカヌーの聖地となり、南に向かうと豊富な水揚げ量を誇る釧路港につながっている。豊かな自然に囲まれた釧路市中心街のリバーサイドは、近年、幣舞橋を中心として、夕日鑑賞で人が集い、夜はライトアップ事業や観光客満足に繋がるコンテンツの造成により、繁華街エリアを含め、様々魅力が増している。我々もヒアガーデンやウインターパークを行い、賑わい創出の一端を担って来た。
本年度は、様々なコンテンツの磨き上げや創出。また、点となっているモノやコトを繋ぎ合わせ、もっともっとエンターテイメント性を高めて、オールシーズンで賑わいがある、世界に誇るリバーサイドにして行こう!

釧路の産業を育む

釧路のベイ&リバーサイドの風景

第5次産業革命(Next Industry 4.0)の動きが進む中、我々の企業も、釧路の既存産業においても、大きく変革しなければならない。IoT技術の導入に加え、持続可能性や環境配慮の視点が大きく影響されると言われている世の中において、冷涼な気候・自然豊かな資源を有する釧路は、世界をリードする可能性を大いに秘めている。本年度はコロナ制限が多少緩和され、特に食に関する分野は、変革を迎える事となるだろう。
釧路も昨年は養殖元年となり、ある一定の成果を収めている。
今後は更に産官学の叡智を集結させ、既存産業のDX化や生産・物流などの技術革新や加工技術の磨き上げにより、付加価値やブランド力を向上させ、大きな産業が育まれるよう、我々が率先して改革の旗振りを行ってまいりましょう!

世界へ羽ばたく企業へ

世界のブランド企業

本年は、世界的にも、新たな時代の幕開けとなるだろう。我々も北海道商工会議所青年部連合会や日本YEGへの活動も盛んとなり、研鑽や交流の中から、個々人が成長して、また釧路YEGも成長するという好循環をもたらしたい。全道や全国との交流から得た有益な情報を様々なカタチでメンバー内に共有し、個人・単会・地域の発展に寄与し、更には自社の発展へと繋げて行こう!企業は経営者の器を超えないとよく言われるが、我々も若き企業家集団として、釧路だけに留まらず、北海道や日本からも注目を浴びる企業となり、そしていずれは世界に羽ばたく企業へ成長し、産業創出・雇用増加・税収UPへと繋げ、地域住民の暮らしを豊かにして行こう!

最後に

150年前の混沌とした時代に発行された福沢諭吉の著書“学問のすゝめ”に
「見込みあればこれを試みざるべからず。未だ試みずして先ずその成否を疑う者は、これを勇者というべからず」という言葉がある。
先の見えない時代だからこそ、とにかくやってみる。やる前から、あれこれ言わない。こういった精神が世の中を変えるのだと思う。

我々が困難な中でも率先して笑顔で行動をし続け、街に光を放ち、釧路から北海道、日本、そして世界を輝かせよう!
準備はいいね?
釧路から明るい新時代を創るために・・・。

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