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大好きなTOKYOの今

東京らしくない

今、この記事は東京から釧路に移動するフライトの機内で書いている。やっぱりコロナのせいなのか?心は、ふわふわとして、落ち着かない。
自分自身のパワースポットで、元気をもらえる東京。大好きな東京。ただただ高いビルを眺めているだけで、ワクワクする。今回の東京出張も大好きな人達と会い、色々と語り合った。いつもと大きく違うのは、夜の街が、東京らしくなかった事だ。きらきら、ギラギラした繁華街で、色んな人が目を輝かせて何かを語っていたり、陽気に浮かれていたりする姿を見て、いつも元気をもらっていた。しかし、どこのお店も20:00でクローズになり、街は閑散としていた。

エネルギーは何処へ?

東京の方々のエネルギーは、繁華街からどこに消えたのだろう?とふと思う。Zoomで交流が行われているのだろうか?個人的なSNSやYouTubeの中で発信しているのだろうか?釧路などの地方都市に住んでいると、お祭りの時しか、夜に人だかりが出来ず、そこでエネルギーを発散している事が多い。都会では、日常的に夜の繁華街は、お祭りのようで、そこに夢の持った若者は憧れるのかもしれない。しかし大学生も今は緊急事態宣言で、学校にも月に1-2回しか投稿せず、飲み会もzoomで行われていると、昨日聞いた。このまま続くとは思わないが、やはり世の中が大きく変わる感じがしている。

東京の人が描く非日常

昨日は、東京の歌舞伎座で行っている「ひがし北海道十八番店(釧路編)」の投票最終日だった。十八番店とは、「釧路の未来に残したい食と文化」をテーマに、食の18品目と文化体験の18品目を投票してもらい、強いコンテンツを発掘して、磨き上げをしようという企画だ。やはり北海道への憧れは大きく、様々なコンテンツに魅力を感じてくれた。私たちの日常が、東京の方の非日常で、圧倒的な大地の広さと新鮮な食材の豊かさが、癒しを与えているようだ。私が東京に憧れを感じている、圧倒的なビル群の存在感と全国の食材に独自のアレンジを加えた、お店の豊富さ。これは日常の無いものねだりなのだろう。

コロナで変わる出張や旅のカタチ

私も久しぶりの出張だったが、今までの出張と大きく違っている。仕事の大枠は、ほぼzoom内の会議で構築されていて、現地に行く時は、プロジェクトメンバーとの最終調整や、懇親を深めるものとなっている。もしかしたら、旅のカタチも、地元の人達と事前にzoomで様々な交流をして、コミュニケーションを取って、そこから、目的に合わせて、誰かを頼って出かけるスタイルになって行くのではないかと思う。

クシロバコの可能性

今販売しているクシロバコは、美味しい食材を送り、製造ストーリーや、それにまつわる観光案内を通して、もっと釧路を深く知っていただければと思っている。東京は桜の開花が宣言されたが、釧路はまだ雪が少し残り、コロナ感染も収束せず、新聞配達員も不足が続く状況で、本当の春はまだ来ていない。それでも、北海道や釧路の”今”を届ける事を諦めず、やっていこう!そう言い聞かせよう。課題山積の時代に、課題山積の地域に住み、課題山積の新聞業界においては、明確な答えなんて無い。明るい未来を創っていくしか無いんだよね。

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