オリンピック

8月6日に無事幕を閉じたオリンピック。スポーツにはあまり興味がないが、開会式と閉会式のパフォーマンスはすごく楽しみにしてた。

日本の新しい技術が披露されるんだ!というわくわくや日本の美しき伝統と文化を世界に伝えるんだという気持ちで待ち望んでいた。

ついに終わってしまったわけだが、どんな感動を与えてくれたか振り返ってみよう

①開会式のランナー

選手の思いを尊重し実現してくれた今回オリンピックを象徴するかのような演出。日本や世界の経済的効果のため、日本の政治的評価のため、など色々な憶測と批判を受けていたが、実施にいたった理由のひとつはここにある。

画像2

その思いを代表するかのように主演アクターは現役の看護師で、ボクシング女子ミドル級で東京五輪出場を目指した津端さん。今年5月の五輪最終予選では最後のチャンスをかけて出場切符を狙っていたが、コロナ禍で大会が中止となり、夢の舞台への挑戦を断たれたらしい。

本当に大会をやり切ったすべての関係者に感謝だ。

②ドローンによる地球儀

画像4

1824台のIntel製のドローンによる演出はとても感動的だった。

日本の技術はどこいった・・?と思うが、

Intelは国際オリンピック委員会(IOC)の技術パートナーということらしい。1台の重さは340グラムでとても軽い。

技術の躍進を感じた一幕だった。


➂天皇陛下の開会挨拶

天皇陛下の挨拶も祝意を示すのかどうかが問題になっていたが、結局シンプルなものとなった。私は、ここに、第32回近代オリンピアードを記念する、東京大会の開会を宣言します。

そして何より進行の準備が不十分だったことを表すように起立の号令がなく菅総理と小池都知事は慌てて立つことになった。あの違和感は忘れない。大会側の司会の問題だったそうだが、段取りの日本文化はどこいったのか!!!

画像2


④閉会式の君が代

誰もが拒否をし続けてきたセレモニーでの出演。実際事前に噂がながれた際もものすごく色んな意見が飛び交っていたそうだが、100年以上を誇る歴史ある日本のアーティストとして袴姿で美しい登場をしてくれてとても感謝している。ファンとして本当に誇りに思う。

画像4


➄小池都知事の思い

水色を基調とした和柄の着物にゴールド基調の帯姿で閉会式に出席した小池都知事。「オリンピック旗降納及び引き継ぎ式」では中央のステージに登壇。小池氏はオリンピック旗を両手で大きく降った後、国際オリンピック委員会トーマス・バッハ会長(67)を経由して、24年パリ大会を開催するパリ市のアンヌ・イダルゴ市長(62)に旗を受け渡した。宝塚歌劇団による君が代の国歌斉唱時には、歌いながら左胸に手をあてた。

画像5

体調を6月末から崩していた際に、任務の最中に倒れてもそれは本望とおっしゃっていたが、本当にこれまでの彼女の働きを考えたら胸が熱くなる。どれだけの課題を抱え、批判を受けながらも、壮大な期待をされてものすごい重圧だったと思う。彼女にしかこの時勢での東京でのオリンピックは乗り越えられなかっただろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?