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フィリピンの映画祭によるオムニバス映画制作プロジェクト「サラミンダナオ2020」に日本から吉田孝行が参加しています!

フィリピンのミンダナオ島で毎年開催されているサラミンダナオ・アジアン映画祭は、今年は残念ながらコロナの影響で通常の開催はされませんが、その代わりにアジア各地の映画作家に参加を呼びかけて、1本のオムニバス映画を制作するというプロジェクト「サラミンダナオ2020」が進行中です。そのプロジェクトに、日本から私も参加しております。
https://www.newduriancinema.com/2020/08/salamindanaw-unveils-2020-plans.html
https://www.middleph.com/post/details-of-salamindanaw-2020-unveiled
https://www.facebook.com/SalaMindanaw

コロナ禍におけるインディペンデント映画の制作とアート映画の未来を再考し、アジアの映画作家達のネットワークを深めることがプロジェクトの目的です。私は2016年にサラミンダナオ・アジアン映画祭に参加して以来、現地の映画関係者と親交を深めてきましたが、今回のプロジェクトには、フィリピンの作家を中心に、インドネシア、シンガポール、タイ、ブルネイなど、10名以上の作家が参加しており、作家同士がオンラインでミーティングを重ねながら制作を進めています。フィリピンのジョン・トレスやインドネシアのダニエル・ルディ・ハリヤントなど、恵比寿映像祭や山形国際ドキュメンタリー映画祭で来日経験のある作家も参加しています。2020年11月にオンラインによる作品の上映と参加作家によるシンポジウムの開催が予定されています。詳細は追ってお知らせ致します。

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【吉田孝行プロフィール】
1972年北海道生まれ。映画美学校で映画制作を学ぶ。映画とアートを横断する映像作品を制作、これまで30か国以上の映画祭や展覧会で作品を発表している。近作『ぽんぽこマウンテン』(2016)が、20か国以上の映画祭に選出されている。イラク北部クルド自治区で開催されたスレイマニヤ国際映画祭2017で審査員を務める。近作『タッチストーン』(2017)が、ジョグジャカルタ国際ドキュメンタリー映画祭、パルヌ国際映画祭、イスタンブール国際実験映画祭など、10か国以上の映画祭に選出されている。近作『モエレの春』(2019)が、インドのコルカタ国際映画祭、近作『アルテの夏』(2019)が、イタリアのラチェノドーロ国際映画祭などに選出されている。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(森話社 2016)、『躍動する東南アジア映画』(論創社 2019)など。

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