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ボカロPさん第1-2世代(ハチさん・ryoさん・WOWAKAさん)

『ボカロ大全』という本からです!良かったらどうぞ!


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※挿絵全部ぶちょうが描いてます!

 私が失ったら困るのは「YouTube」と「ボカロ」です。
 あとは失っても構いません。

 (例えばふるやさまは「永代続く人類の幸福に寄与した者」として語り継がれるので、失うとかそういうレベルではないのです。)

 ここからボカロPさんとボカロ曲の第1-7世代と共に歴史を紹介していきたいと思います。

第1世代の代表は「みくみくにしてあげる♪」

 最初はika_mo(鶴田加茂)さんにより、2007年に「みくみくにしてあげる♪」が投稿されたのが、ボカロ史の始まりだと思っています。

第2世代-ハチさん・wowakaさん

 そのあと2010年あたりにからハチさん、WOWAKA(現実逃避P)さんが活躍したのが第2世代です。

ハチさんの楽曲の特徴-自身で構成した独自の世界観を物語のように綴る

 ハチさんは凄いですよね。

 作詞作曲が出来て、歌が出来て、アルバムの絵もハチさんが描かれているくらいめちゃくちゃ絵が上手くて、背が高くて(188cm)、あと最新曲の『死神』(超好き)では落語家に扮した演技も披露していて、まさに「神は不公平」ということを真っ先に教えてくださる現・米津玄師さんです。

  ハチさんの楽曲の特徴としては、自身で構成した独自の世界観を物語のように綴る形式の曲が多いです。

 絵ではなく手書き文字による表現技術、一種の Kinetic Typography(文字を動かしてアニメーションにすることを意味する専門用語)を活用しています。
 自身のオリジナル曲の総合再生数は3800万を超え、ボカロPでは第3位。

 有名な曲ですと『パンダヒーロー』、『Mrs.Pumpkinの滑稽な夢』、『砂の惑星』などが挙げられます。

【参考】初音ミクWiki『ハチ』
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/5695.html

『メルト』は初音ミクの代表曲

 『メルト』は、ryoが作詞・作曲を務め、初音ミクを使って発表され、後にsupercellの曲となったボーカロイド曲であるが、今でも代表的な『ボカロと言えば』という曲である。

WOWAKA(現実逃避P)さんは東大の大先輩

 WOWAKA(ヲワカ)さんは直接関わりはございませんが、東大の先輩でもあります(東大院卒だそうです)。

 P名の由来はデビュー作での「現実逃避って、いいよね!」というコメントからだそうです。

 2019年4月5日に急性心不全により逝去されました。

 鹿児島県出身であり、中学生の時にロックバンドに興味を持ちギターを始め、高校、大学でバンド活動を行ったそうです。

 東京大学在学中には、サークル「東大音感」の部長を務め(かなり有名なインカレバンドサークルです)、バンドのオリジナル曲のために作曲を始めたそうです。

 2011年からはロックバンド「ヒトリエ」のボーカル・ギターとしても活動していました。

 当時は同年3月から開始したヒトリエの全国ツアーの最中で、4月6日には京都、7日には岡山での公演を予定していたが、急遽中止となりました。

 代表作は『裏表ラバーズ』『ワールズエンド・ダンスホール』、『アンハッピーリフレイン』、『アンノウン・マザーグース』が挙げられます。


【参考】初音ミクWiki『WOWAKA(現実逃避P)』
https://w.atwiki.jp/hmiku/?cmd=word&word=wowaka&type=&pageid=5609

 2019年4月8日、訃報が公式サイトで発表されると、ニコニコ動画などでwawokaさんの楽曲を再生する人が急増しました。

 「ありがとうございました」、「ありがとう、大好きです」、「ご冥福をお祈りします」といったコメントが動画に溢れました。

 今でもYouTubeに投稿された楽曲動画のコメント欄にも、突然の死を惜しむ声や、楽曲との思い出を語る投稿が集まっています。

 次節では『ボカロPさんとボカロ曲の第3-5世代』を紹介していきたいと思います!

【参考】IT media NEWS『“現実逃避P”wowakaさん急死 ニコ動に追悼と「ありがとう」 「裏表ラバーズ」など曲名もトレンドに』https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1904/08/news104.html

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