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逆質問は相手に語らせろ

この記事はこの本に載ってます。良かったらどうぞ!

 知らない相手の話を聞くのは苦痛なのは当然。

 従い、「逆面接」の際に至るまで下記3点のステップを踏みましょう。
 また、出来ればLinkedinかWantedlyで面接官のバックグラウンドを調べましょう。

 外資系の社員は必ずと言って良いほど、Linkedinに登録しているし、
 ベンチャー企業の方はWantedlyに登録している方が増えています。
 年配の方だとプロフィールが掲載されていない場合はネットで調べるか、エージェントに伺いましょう。

1 相手の武勇伝(例:「今までの業務で最も苦労した点は何ですか。」
「面接ではお伺いはしませんでしたが、XXという業務遂行に携わったと把握しております。
「XXの達成において最も苦心した点は何ですか。」

▪会社の歴史や苦労話等を聞け
(例:「XXさんのが営業でトップになった「営業の秘訣」をご教示いただけますと幸いです。)
▪創業時のビジョンや創業者のエピソード等を伺う

2 相手の担当の事業領域を把握しておく
(LinkedInやWantedlyに記載されております。)

3 逆質問は必ず3問以上するようにしてください。
何も聞かないと「意欲なし」とみられます。

(自分が女性だったら)「御社の女性の割合はどれくらいですか?」「部署の組織構成を教えてください」
「入社後の流れを教えてください」
最後にこの質問をするのがポイントです。

「最後に○○さん(面接官の名前)が、この仕事をして一番良かったと思う瞬間を教えてください」と聞くと、面接官の方が気持ちよく回答して面接が終わります。

 意外と英語面接でも流れはこんな感じなので面接に臨む前に4つの質問の応対のみ練習しておいてください。

英語の面接でよく聞かれるのは「自己紹介」と「自分の強み」

 英語の面接は不安ですよね。
ただ前述の通り、「職務経歴書をしっかり書いていれば、面接に臨めます。」

 日本の企業や外資系の英語面接は2パターンあります。
1 「自己紹介」「自分の強みは何ですか」という質問に3-5分で答える
2 10分程度英語でひたすら面接官からの質問に答える。

 私の経験則上、1の方が多いです。また、対策がしやすい。
また、よく聞かれる質問が「自己紹介」と「自分の強み」を英語で説明してください、の2つでした。

英語の面接「自己紹介」編

【例】
My name is XX, I entered to XX, I belong to XX、(XXに入社し、XX部に所属していました)
I Supported XX as XX.
For example, I Provided support in regard to XX (例えばXXに関するサポートを行っておりました。)
I set meetings as well as preparing meeting’s agendas, sharing them with the members of stakeholders, prepared all the necessary materials, wrote meeting minutes (in English).
I also Created the project’s WBS and task flowchart as well as making suggestions /proposing solutions to Project leader on how to manage the project.

(会議を設定し、会議の議題を準備し、関係者と共有し、必要な資料をすべて準備し、議事録を作成しました(英語)。
 また、プロジェクトのWBSとタスクのフローチャートを作成し、プロジェクトを管理する方法についてプロジェクトリーダーにソリューションを提案しました。)

 スラスラ言えるコツはとにかく職務経歴書(CV)に書いてある事を暗記する事です。

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「3つの強み」編

【例】
I have three strong points.(私には3つの強みがあります。)

シンプルですが、最初に提言するのとしないのでは全く印象が異なります。

My first strong point is " Speed to complete the task”, For example, I translated 75 pages materials from Japanese to English in 1 day. My boss praised my translation`s speed.

(私の最初の強みは「タスクを完了するスピード」です。
たとえば、1日で75ページの資料を日本語から英語に翻訳しました。上司は翻訳のスピードを称賛しました。)

ここでのポイントは

1 最初に自分の強みを提言する
2 実例を挙げる
3 周囲の評価がどうだったか説明する

という事を伝えた点です。

内定を受託しても入社予定日の2週間前には辞退可能

 A社の内定を得て、A社は2週間以内に返事出せって焦らせるけどB社の選考はまだ進んでいる…B社の方が条件が良さそうなのに」という経験が生じた時、「内定を受託しても入社予定日の2週間前には辞退可能」という素晴らしい民法第627条1項の条項を覚えておきましょう。

 労働者は2週間の予告期間を置けば、労働契約を一方的に解約できます(民法第627条1項)。2週間の予告期間を置いた上で内定を辞退すれば、有効に労働契約を解除できるので、会社に対する損害賠償義務は生じません。
損害賠償請求を受けないように、入社予定日の2週間前には辞退の連絡を入れてください。

【参考】マイナビステューデント「「内定」に法的な拘束力はあるか?」
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/11783

会社員は皆Linkedin登録して定期的に仕事の棚卸しを行おう

 Linkedinとは外資系希望者のみ載せるサイトではなくて、日本のビジネスマン全員登録するべきです。
 勿論、実名で自分の経歴が載るの嫌な人もいると思いますが、「結構貴方のキャリアを認める人は世に沢山いるよ」という事を言いたいです。

 自分の現在やっている仕事を「今自分は何をしているか人に説明できる」というマインドの元、自分の職務内容に関して定期的に記載すべきです。

 今やっている仕事より良いオファーが来るかもしれないです。根は常に張るべきです。
 Linkedinは転職コンサルタントからのオファーメールが結構多いです。来る求人は外資系が殆どですが面白そうな案件ばかりです。

 ここまで職務経歴書、面接の対策等を紹介していきました。
 情報量が多いとは思いますが、仕事をする前の関門なので詳しく書いてきました。
 ご参考になれば幸いです。

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