歌い手さん第2世代(赤飯さん、そらるさん、ピコさん)

『ボカロ大全』という本からです！良かったらどうぞ！

ボカロ大全

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　第1-2世代を本当は1節で纏めたかったのですが、ゴムさん、halyosyさんで1節埋まってしまったので、2節に亘って纏めることにします。

　第2世代は他にも沢山いらっしゃるのだが、代表は赤飯さん、そらるさん、ピコさんということにします。

七色の声を持つ赤飯さん

　現在はラウドロックバンド、『オメでたい頭でなにより』と『コロナナモレモモ（マキシマム ザ ホルモン2号店）』のヴォーカルとしても活動していらっしゃる赤飯さんです。

　ずっとマキシマム ザ ホルモンのカバーをしていたら、本家から声がかかって『コロナナモレモモ（マキシマム ザ ホルモン2号店）』になるのカッコよすぎますね。

　『恋のメガラバ』は1,200万回以上再生（2021年9月23日時点）でしたので是非ご視聴ください。

　赤阪さんは元祖「七色の声」と呼ばれ、一人JAM PROJECTが出来るシャウト声から女声まで一人でこなせる声の幅を持つのです。

　あとINSTAGRAM拝見しましたが、超ムキムキでカッコイイ。

そらるさんがいらっしゃるから自分は33歳で生きていられる

　そらるさんと作者は同じ宮城県出身で同い年です。それだけを誇りに思って日々息をしております。

　宮城には「そらるさんと『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木 飛呂彦先生とふるやさまと東北大学」があるのです。

そらるさんは『特進のプリンス』だった

　そらるさんは東北学院高等学校卒業という噂です。

　『特進のプリンス』と呼ばれていた、『特別進学コース』があるのと『男子校だった』のと『私立』という情報を総合的に鑑みると、東北学院高等学校卒業で確定で良いと思います。

　作者は仙台白百合学園高等学校卒業で女子高だったので勿論全く接点がないですが、同じ寒空にそらるさんが耐えていたと思うと私の高校時代も決して無駄ではなかったのでしょう。

そらるさんはトップ歌い手さん

　「そらる」という名前の由来は空を眺めることが好きなことからです。

　主な代表作として、テレビドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』のオープニングテーマ『ユーリカ』、テレビアニメ『ゴブリンスレイヤー』のエンディングテーマ『銀の祈誓』があります。

　また、After the Rain（まふまふさんとのユニット）としてはテレビアニメ『ポケットモンスター』のオープニングテーマ『1・2・3』を担当しました。

　動画の総再生回数は約3億回。Twitterのアカウントのフォロワー数は約156.4万人。YouTubeのチャンネル登録者数は約115万人（2021年9月23日時点）と、間違いなくトップクラスの歌い手さんです。

そらるさんは小説家としても活躍

　『ダ・ヴィンチ』2021年8月号より、自身の楽曲「嘘つき魔女と灰色の虹」をノベライズ化した小説連載がスタートしました（いやあ、神は文才までお与えになって....!)。

【参考】音楽ナタリー『そらるが小説家デビュー「嘘つき魔女と灰色の虹」ノベライズを「ダ・ヴィンチ」で連載』

https://natalie.mu/music/news/385693

After the Rainの『四季折々に揺蕩えて』

　そらるさんのソロ曲にはすべきか悩みましたが、一番好きな楽曲はAfter the Rainの『四季折々に揺蕩えて』。

　歌詞には曲名に添って四季折々の情景が散りばめられており、四季の変化が明瞭な日本を意識して和楽器の音も取り入れています。日本の国家にすべき名曲。

あらき×ピコさんの『四季折々に揺蕩えて』も最高

　『四季折々に揺蕩いて　Covered by 【あらき×ピコ】』も是非聴いていただきたいです。ミックス、マスタリングはそらるさんが行っていらっしゃいます。　

　初めて聴いた方は女性が歌ったと思います。

ピコさんの『両性声』

　ピコさんも声域が広く、男性と女性の両方の声質を併せ持つのですが、是非皆様『四季折々に揺蕩えて』の後は『拝啓ドッペルゲンガー』live ver./ピコ【XYZ TOUR 2018 -SUMMER-】を聞いていただきたいです。超絶カッコイイので。ピコさんはシャウト系の声も出せるのです。

　ちなみにピコという名前はニコニコ動画でアカウントを作る際に実家で飼っている愛犬の名前から付けたものだという。

　2010年10月13日にシングル『Story』でメジャーデビュー。また同年12月8日に2ndシングル『勿忘草』とともにピコの声を基にした歌声が合成できるソフト『開発コードPIKO「歌手音ピコ」』を発売したのです。

　アニメ「よりぬき銀魂さん」やアニメ「刀語」のエンディングテーマを手がけるようにもなりました。

腎移植手術を受ける

　しかし2019年8月15日、ピコさんは末期の腎不全と診断され、ライブやイベントの活動をしばらく休止することを自身のツイッターで発表しました。

　2020年1月から2月にかけて、お母様からの腎移植手術を受けるため入院しました。

　人工腎臓による血液透析を週3回行いながら、投薬治療も試したものの効果はなく、「内シャント設置術」という維持透析に必要な手術も受けたことを明かしたのです。

　両親からのドナーの申し出についてピコさんは『迷惑ばかりかけて、臓器まで貰うことになって、情けない息子で申し訳ない気持ちでいっぱいですが、早く元気になって、何倍にもして恩を返したいと思います』と苦しい心境を吐露しました。

【参考】『スタッフのお知らせより』

https://ch.nicovideo.jp/pikoch/blomaga/ar1776624

　今Twitterで毎日活動を拝見しておりますが、『完治』には至らず『再発』の可能性もあるという恐怖と闘いながら、ピコさんは活動しております。

　こういうニュースを拝見すると、私は改めて『「健康」が一番重要で、健康であることは幸運である』とつくづく思うのです。