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植物・遺伝子など

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植物遺伝学について学んだことをまとめます
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記事一覧

テトラゾリウム浸透試験

「テトラゾリウム浸透試験」(Tetrazolium Penetration Assay)は、生物学や生化学の研究で使…

Y1H assay

ChIP-qPCR ①DNAとその領域に結合しているタンパク質(ヒストンとか転写因子とか)をホルムアル…

TargetP 2.0

TargetP 2.0は、真核生物のタンパク質の細胞内局在を予測するためのコンピューター・ツールで…

ホモログ、パラログ、オルソログの違い

 そもそも遺伝子分化は遺伝子重複によって多コピーが生じ、その中で多様性が生じるものと、生…

GUS染色

"GUS染色"は、植物学や分子生物学における実験技術の一つであり、GUS(β-グルクロニダーゼ)…

Hisタグについて

Hisタグ(ヒスタグ、ヒスチジンタグ)は、6個程度の連続するヒスチジン (His) 残基からなるタ…

相補性検定

 遺伝子の機能を調べるための手法。目的遺伝子を一度欠損させて代謝物の測定などをした時、仮説が正しければ目的の代謝物が蓄積しない。ここでベクターなどでもう一度目的遺伝子を発現させて機能が戻れば、遺伝子の機能を立証することに繋がる。  CRISPR-Cas9で目的配列をノックダウンさせたとき、似た配列を認識して欠損させることがある。そのため、目的の遺伝子だけを入れなおすことによって野生型と欠損型の比較結果を裏付けている。  欠損させただけでは、本当にその遺伝子の欠損が仮説通りの