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抽象表現はむずかしい?!

昨年「Challenge to abstract expression. ー抽象表現への挑戦ー」という初めての抽象画だけの展覧会を開催しました。以下はその時に会場に掲示した文章の一部です。


抽象画は分からないと感じている人は多い。
だが綺麗な青空や夕焼けを見て、なぜ綺麗と感じるか分かるだろうか?
分からないけど感じているはずです。

見たままに感じていただけたら結構です。
もし興味をもっていただけたなら、今回の展示をした甲斐があります。

そして、
どうして作家がこのような表現をしているのか、
何故興味を惹かれるのか、
理解したくなった方は、是非一度美術史を学習してみられることをお勧めします。(以下略)

この展覧会では、作家側の挑戦とともに、普段抽象画を分からないと敬遠してる人たちにも、見る事に挑戦して欲しいという企画でした。


正直、私自身もそれほど理解している訳ではありません。
この展覧会を通じて、私自身ももう少し理解してみたいと思ったというのもあります。

何故惹かれるのか、何に惹かれるのか、その答えを言葉にすることは難しいのかも知れませんが。


ただ、言葉に出来ないからと言って、「見たままに感じてもらえば結構です。」とお客様を突き放してしまうのも違うような気もしています。
興味を持っていただくためには、どうすべきか。
まだまだ課題はいっぱいです。

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