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saekiharuka
贈られた言葉の謎
私は有料老人ホームに勤務しているのだけど、4月の異動が決まり、掲示でごあいさつをすると、様々なお言葉をかけてくださってありがたい。すると先日に続き、同じご入居の方から(職員経由で)一筆箋を頂いた。そこには次のような句が書かれていた。
一村を粋にして立つ旅芝居
恥ずかしながら意味が全くわからないので、ネット検索をしてみた。あまりたくさんはヒットしないけど、「ひとむらを すいにしてたつ たびしばい」と読む、18世紀頃、江戸時代の川柳だった。意味をについて、あるネットで見つけたpdfから引用させていただくと、
若者にとって江戸期の旅芝居は時代の先端をいく粋な存在だった。
江戸期の村々では旅芸人の到来が待ち望まれていた 。『都市・近郊の信仰と遊山・観光』1999 雄山閣刊
村の若者達は、芝居が終わると、それを真似て楽しんだという記録がある。
だそうだ。江戸と田舎の対比や、若い村人たちの粋がった様子などが面白くて、ためになった。
でも、問題はご入居者の意図である。私が旅芝居で村々に都会的な雰囲気を振りまいた? 違うな。私が田舎者? うーん。ご本人にお聞きしたいけど、怖くて聞けないな。(=^・^=)
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