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GRゼミ生レポートVol.6

2021/02/16吉田雄人ゼミはスポーツ界のオピニオンリーダー為末大さんが登場!
今回の筆者は、自身も剣道や登山などのスポーツ経験者です。

▼以下の言葉に強く共感しました。
「スポーツの魅力・強さとは、それを通じて人間関係がフラットになり、参加した者が強い感情でコミュニケーションができるところである」。
自身の経験と照らし合わせても、「一緒に汗を流したあと」は強い連帯感が生まれるなあ、と毎回感じていました。

▼上記をふまえ、今、為末さんがとりくんでいること
「勝敗が決まるもの」や「見る」スポーツではなく、「する」スポーツ、かつ「社会を良くするスポーツ」を事業にしたいと思った。行き着いた先は教育だった。

▼日本のスボーツの良いところは?
1)学校の部活システム
世帯収入と関係なく、子供がスポーツに参加することができることは大変素晴らしい。
2)企業スポーツ
選手は安心してスポーツ環境に身を投じることができる。

▼一方で問題点や今、浮かんできている課題は?
1)学校の部活システムにおいては、部活顧問である教員の負担になっている。
2)学校の部活システムは、どうしても「学校単位」でのトーナメントへの参加が前提となり、人数が足りずチームが組めない学校では、野球やラグビーなどに出場できないという事態が起きている。
3)企業スボーツにおいては、それによって収益を上げているわけではないので、株主に対して説明が難しい。
4)コーチのバックグラウンドをチェックする仕組みがなく、表に出ていない性犯罪や体罰がものすごく沢山ある。

▼これからの展望や希望は?
1)校庭の開放
日本では不審者侵入事件などがあり、校庭がなかなか開放しずらいが、オランダなどでは「校庭は地域のものである」という考えが強い。校庭を開放することによって、プロ・アマ・年齢等とわず交流の場が地域に生まれるのではないか。
2)子供の貧困問題の解決
貧困によって、こぼれ落ちる子供を内包していくような仕組みを作っていくべき。

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