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大学生は、嘘つき?!

いやいや、これは大学生の皆さんに失礼な。 
最近読んだ『六人の嘘つきな大学生』
(浅倉秋成の小説 角川文庫刊)をもじらせてもらいました。

就職活動中の六人の大学生が、
採用選考中、誰かによって一人一人の裏の顔が暴かれていく
“密室サスペンス”要素ありの小説。
映画化もされるようです。

少し前、ふらっと寄った本屋で、
新卒採用真っ只中の時期ということもあり
タイトルに惹かれて買った本。

学生に騙されない方法があるのなら
(「御社が第一志望です!」との
甘い言葉を見極める方法はないものか)と(笑)。

まあ、そんな答えが書かれてるわけはなかったですが、
これが意外と面白かった。
六人全員が最終選考に呼ばれたのだが、
人事からで今年は一名とするので、
六人で話し合って内定者を一人に決めるよう言われるのです。
ところが、誰かが持ち込んだ怪文書(暴露話)で
六人のそれぞれの裏の顔が暴かれていくストーリー。
さあ、誰を信じて、誰を選ぶか。

結果的には、その暴露話は、
人の噂話や誤解が根拠で、
実は皆、いい人とわかるんですが。

うっ、でも怪文書を持ち込んだヤツは確かに
この中にいる!

で、私の結論、

殆どの大学生は「良い人だ」となりました(笑)。


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