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高知 黒潮ボルダー遠征

2022年4月、高知の黒潮ボルダーへ遠征?ロックトリップ?に行ってきました。
最高に気持ちよかったので、「行ってみたいなー」と思いつつも行ったことがない方、おすすめです。

準備編

トポ

何はともあれトポが必要ですが、2022年4月現在、トポは売り切れています。知人友人に借りるか、がんばって検索しましょう。(後述する現地のクライミングジムでひょっとしたらお借りできるかもしれません。)

また、道路が工事中だったり、テトラポットでアクセスできなくなっているエリアもあったのでご注意ください。有名どころは大丈夫そうでしたが。

移動手段、宿

都内からだと、羽田から空路+高知龍馬空港からレンタカー一択になると思います。朝イチの便で出発〜夕方の便で帰ると、余裕を持って登れますが、価格がやけに上がるので、コロナ禍で使い道を失ったマイルで航空券を取りました。

宿ですが、今回は高知市内に取りました。空港から30分くらいでとてもアクセスしやすく、宿も食事も選択肢の幅がとても広くなります。また、看板課題の松風へ30分で行くことができます。

一方で、百と八つの流れ星やファナティシズムなど、黒潮ボルダーのメインエリアである大山岬方面の看板課題たちは高知市内からだと1時間以上かかります。

課題数としては大山岬方面に軍配が上がりますが、松風は課題の内容、ロケーションともに最高なので悩ましいところ…。

大山岬方面だと宿の選択肢は限られますが、AirBnBという手もありますし、初日は高知市内、2日目以降は大山岬方面というのもありですね。

(なお、今回は半日仕事をしなければならなかったので、WiFi速度に信頼の置けるドーミーインに宿泊しました。爆速でした。)

クラッシュパッド

今回は現地のジム、Allez!さんで2枚レンタルしました。羽田までの電車、飛行機での預けトラブルのリスクなどを考えると圧倒的に楽だったと思います。あと、これは正式なサービスではないと思うのですが、マットと一緒にトポもお借りすることができました。トポを入手できずにお困りの方は相談されてはいかがでしょうか。

潮位チェック

百と八つの流れ星など、いくつかの看板課題は満潮時には登ることができません。
満潮時刻を事前にチェックしてスケジュールを立てておくと良いです。潮が引くまでのんびり待つのも良さそうではありますが。

登った課題

松風 1級

まず駐車場至近、下地フラット&砂で環境が最高です。
加えて、砂浜にドンと存在する岩、早朝は日の出をバックに登れてロケーションも最高。
難易度としては御岳の嶺の夕よりちょっと易しめくらいと感じました。核心部はエゴイストの核心と似たムーブですが、そこまでシビアではありません。
強度がそれほど高くないのに、トライ中の波の音や完登後の景色などご褒美が豊富で、遠征先として人気なのも納得。

百と八つの流れ星

トポに載っている駐車スペースは現在閉鎖されており、ちょっと苦労しました。事前にジムスタッフの方や地元の方に正確な位置を聞いたほうが良いかもしれません。
写真は満潮3時間後くらいの下地で、マットを濡らさずにトライできました。

下部はご覧の通りで問題ないのですが、中間部のポジションを見つけるのに苦労しました。これが御岳だったらあっさり諦めていましたが、次いつ来られるかわからないという一心でトライを重ね、完登をもぎとりました。
久しぶりに諦めないクライミングができて、良い経験でした。これも遠征の醍醐味と言えるかもしれません。


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