学歴、資格は仕事に生かさなくてもいいと思う

わたしは誰よりも長く学生生活をおくらせていただきました。

6年間の小学校

3年間の中学校

3年間の高校

4年間の大学(保健学科)

5年間の大学院

しっかりMAX学校へ通いました。

高校から大学院までは私立へ。かつ、保健学科の大学は地元で通ったけど大学院は県外の私立へ一人暮らしまでさせていただきました。

大学修了時に理学療法士という国家資格をとり、

大学院では博士課程まで修了させてもらいました。

なんで大学院に進んだのかというと

現在の医療現場における理学療法士の働き方に疑問を抱いたからです。

患者さんの疾患は人それぞれなのにやっているリハビリの内容は一様だし、決められた時間の中で歩行訓練と言う名の無駄な散歩。それでいて、時間外労働はサービス残業。さらに高額なセミナーや講習会。それに安価な給料は昇給率が少ない。

理学療法士のという職業はすごく魅力的なのに、なんだか予想と違ったという気持ちでやめていく人も多い。

海外では医者並みに知識があり、同等に給料がもらえ、かつ、やりがいのある仕事No.2にランクインするほどの仕事なのに、なんでこんなに日本のリハビリの仕事は地位が低いのだろうと感じていた。

そこで、もっと自分のやりたいことを見つけるために進学し、より高度な知識や考え方を学びたいと感じ、進学しました。

この5年間を過ごしたことで更に臨床現場には疑問を感じていたし、なにか違う。これはわたしがしたいことじゃないと思い、誘いの話はあったけど臨床に就く決心はできませんでした。

この選択は間違っていなかったと思う。

この5年間で自費のリハビリ施設で仕事をしました。

ここで、やっぱりわたしは人に尽くすことが好きなのだと再確認しました。これだと。

今は、専業主婦をしながら、自分の夢見た結婚式の準備を全力で取り組み、様々な分野のアルバイトを共存させながら、人のために働ける働き方を模索しています。

正直、ここまで学歴を積んで、国家資格まで取らせてもらい、アルバイトで生活しているなんて。

と思う人も多いと思うし、わたしも悩んだけど、

人生お金じゃないし、本当に好きなことをしてそれが仕事になるならこれでいいと思う。

周りがどう思おうと心配されようと、関係ないかと。

だってわたしの人生だから。

周りをすごーく気にして生きてきたわたしだから、まだ迷うこともあるけど、そう言い聞かせ、こうして文章に残すことでわたしの背中を押してあげてる。今の生活は本当に楽しい。

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