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【ヨッシーのトロント近郊自然誌】小魚釣りのつもりで出かけたらデカいサーモンに遭遇!(動画あり)

”素人”植物記は、野の花(ワイルドフラワー)がほとんど姿を消してしまったので、「トロント近郊自然誌」というタイトルに変更します。植物も含めた広範囲な自然について、写真エッセイ的にやって行きたいと思っています。

最近、バス(注・乗り物ではありません)にすっかり見放されてしまったので、趣向を変えてクリーク(渓流)の方に行って、そろそろ大きくなっているであろうニジマスなどを釣ってみようと思ったのです。でも大きなニジマスなどとは夢想だにしていませんでした。私に釣れるのは、せいぜい掌に収まるようなものでもいいと思っていたのです。

ところが、最近よく歩いているグリーンウッド・コンサベーション・エリア南側のクリークまで歩いて行ったら、何か川面の方から、「バシャ! バシャ!」という大きな音が聞こえてきたのです。「?」とクリークに近づくと2匹の大きな魚体が、ものすごいスピードで水中を乱舞していました。私はサーモンだと推定しますが、断定はできません。サーモンの遡上にしては、ちょっと時季が早過ぎるのです。

ヘッダーの写真は、実はこの2匹のサーモン?が乱舞しているところを撮ったつもりなのですが、あまりにも早くてよくわかりません。私が思うに、この元気のいい2匹は、産卵する雌を追いかけるライバルの雄同士ではないでしょうか。彼らから10メートルほど離れたところにいるずっと小柄で痩せた雌が1匹いました。

次にお見せするビデオの50~55秒ぐらいの所に、その雌が産卵していると思われる場面が登場しますので、注意してご覧ください。雄2匹が張り合っている間に、雌は誰にも看取られず、産卵しています。(一応、お断りしておきますが、これはあくまでも私が一方的に信じ込んでいることに過ぎず、間違っているかも知れません)

私は、小魚でも釣れたら満足と思って出かけてきたところ、足元で1メートル近くはあろうかと思われるサーモンが乱舞していたので、すっかり興奮してしまいました。一応、竿を振ってラインをクリークの中に流しましたが、サーモンたちは全然、見向きもしてくれません。

釣れなくてよかったと思ってます。というのは、仮に何かの間違いで私のハリにかかったとしても、確実にラインを切られるか、竿が折れるかのどちらかです。ネットも持っていないし、あの優美な魚体を手にすることなど不可能なことです。遡上のサーモンは、見て楽しむだけで十分といたします。

好き勝手にやっていますので、金銭的、経済的サポートは辞退させていただきます。ただ、スキ、コメントは大歓迎させていただきますので、よろしかったらお願いいたします。望外の喜びです!