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【ヨッシーの植物記6】雨中のシートン・トレイル、蚊との凄絶な闘い

7月17日(土)。ピカリング市のシートンハイキングトレイルの北から2番目の入り口から入りました。最近、いつもそれより一つ南の入り口から歩いていたんですが、今日は雨模様だし、人もあまり来ないだろうといちばんアクセスしやすい2番目に行ったのです。人がいないのは正解でしたが、代わりに蚊の大群に悩まされました。音も立てずに、大胆不敵に接近してくる蚊の連中に、数年前にセールで買った虫よけスプレーは全然効果なし。

雨には関係ないでしょうが、今日もいろんなキノコに出会いました。

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地面から白い多重の花びらがポカッと出ている感じ。この写真では5~6個しか見えていませんが、歩いていると、これがあちこちに群生しているのです。グー・レン先生にお伺いを立てましたが、似て非なるものがいろいろありました。ズバリこれと同じというのは見当たりません。

ふと、私がFBのマッシュルーム・ハンターズ・オンタリオという、キノコ・ハンター?のグループの一員に、いつの間にかなっていたのを思い出しました。そのグループのページに行って、たくさんある写真を見ましたが、その中にもありません。一応、これと同じ写真を投稿しておいたので、何か反応があるかも知れません。

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これはたぶん、前に紹介したものと同じだと思いますが、一応、グー・レン博士に問い合わせを。。。一つは マッシュルームとだけあり、もう一つは何と「マツタケ」と書いてありました! まさか、それはないでしょ、グー・レンさん!(笑い) うちの近くでマツタケが採れるなどというのは、夢のまた夢。え、でも、ひょっとして。。。❓

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これはグー・レン先生によると、ターキー・テイル。なるほどターキーのテイル、尾羽。似てますね! 日本では「サルノコシカケ」というものでしょう。まだ、これらは赤ちゃんのようなもので、大きくなると立派な「猿の腰掛」になるのでしょうね。漢方薬でも使われているみたいです。

今日の最後のキノコ。

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サイズはごく小さいのですが、いかにも毒々しい血のような色をしてます。グー・レンでは Scarlet waxcap  スカーレット・ワックスキャップ。研究社の超分厚い辞書で調べても出てません。念のため、オンタリオ州のキノコ・ハンターのFBページに行ってみたら、まったく同じキノコの写真があり、「それは Hygrocybe sp. だ」との書き込みがありました。別の人が「赤いキノコは絶対に食べるな!」とコメントしてました。

もう、キノコには飽き飽きでしょう。

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通称、creeping bellflower クリーピング・ベルフラワー。ベルフラワーは分かりますね。花の形がベルみたい。creeping は「はい回る。こびへつらう」などと辞書に出ています。可憐な花ですが、「大変、侵略的な植物」だと書いてあります。

今年は山葡萄が大豊作になる予感がします。

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秋には、この野生のブドウで葡萄酒を造れそうです。私はやったことがないのですが。。。

次は私が最も好きな落葉低木の一つです。

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この実がなる前には、白い複雑な環状の花が咲き見事なものです。ずーっと前に note に紹介したことがありますが、スイカズラ科ガマズミ属のテマリカンボクです。この実がやがて真っ赤になり、冬の間中、私たちの目を楽しませてくれます。

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おしまいに青々と繁ったトウモロコシから元気をもらいましょう。これは麦畑とは別の場所にある広大なトウモロコシ畑です。雨が降っているおかげで素晴らしく生き生きした緑色が目に飛び込んできました!

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