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私が「567」で失ったもの。。。

このタイトルではあまりにも大仰な感じですが、私が567のおかげでできなくなった楽しみの一つと言ったほうがいいでしょう。ヘッダーの写真にあるごとく、毎週1回、木曜日の夜、トロントの日系文化会館(JCCC)というところで同好会メンバー一同が集まって楽しんでいたピンポンのことなんです。

2020年春、567(こっちではCovid-19ですが)のロックダウンが始まってから日系文化会館が全館、閉館となってしまい、そこでレギュラーにやっていたさまざまなスポーツ、娯楽、演芸、教育、映画、催し物などすべて中止になってしまったのです。

ここでピンポンをやっているというのは前から知っていましたが、半世紀以上も前に東京の下町の片隅で、近所の餓鬼連中と連れ立って、あのころ雨後の竹の子のようにあちこちにできた町の卓球場に遠征して、ルールも何もろくすっぽ知らずに夢中でボールを追いかけていた時以来、ピンポンはほとんどやったことがありませんでした。

あのころ何故、卓球が急速に大人気になったかというと、当時、日本が世界最強の卓球王国になって、故・荻村伊智朗という個人戦で2回世界チャンピオンになった不世出の名選手が少年たちの憧れのヒーローになっていたからなのです。

ほぼ半世紀のブランク期間を置いてなぜ私がピンポンをやる気になったのか。これは今から4年ぐらい前のことなのですが、たぶん主な理由は「運動不足をなんとかせねば」という思いだったと思います。ほぼ20年ぐらい前から毎週土曜日朝のハイキングは続けていましたが、これだけではどうしても体重が減らない。その前は遊び半分ではありましたが、ブラジリアン柔術などをやってすごい汗をかいて体もけっこうしまってきたんですが、若いのを相手に取っ組み合いをするのもだんだんしんどくなってきました。

試しに日系文化会館のピンポンクラブを覗いてみようと思い、出かけたところ、たちまち大歓迎みたいな雰囲気になってしまい、それからずっとのめりこんできている次第です。決して年齢制限があるわけではなく、誰でも参加できるのですが、何となく常連的に集まってきているのはシニアが圧倒的。平均15~20人ぐらい集まって和気あいあいとやってました。昔からやっていてけっこううまい人も何人かいますが、ビギナー・レベルの人も多い。日本人(日系人)以外のメンバーも6~7人はいます。

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前に短期滞在でトロントに来ていた日本の若い人で、高校卓球部でプレーしていたといういでたちからして我々とは違う猛者が2~3人来たことがありましたが、そういう人たちはほとんど2回目から来なくなりました(笑い)。

私も日系文化会館のピンポン・クラブで4年ほどプレーしてきて、ほかにユーチ〇ーブで勉強したり、会館以外の所で武者修行したりして、それなりに上達してきた矢先に567でほぼ10か月も練習できないのですから、残念至極です。早く以前のようにピンポンをみんなとやりたいです。

好き勝手にやっていますので、金銭的、経済的サポートは辞退させていただきます。ただ、スキ、コメントは大歓迎させていただきますので、よろしかったらお願いいたします。望外の喜びです!