【カナダびいきジイサンが嬉しくなる話】ユーロビジョン２０２３決勝進出の女性歌手はモントリオール出身！

日本ではまだ「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」というのは広く知られていないかも知れませんが、これは６７年の歴史がある、世界最大とも言える歌手のオリンピックのようなコンテストです。

もともとは欧州大陸の各国の中から代表が選ばれてきたのですが、近年、オーストラリアが出場して話題になりました。今年は３７か国が参加し、２組の準決勝の結果、最終的に２６人の各国代表が決勝に進出しました。

その中で、実はフランス代表として出場した女性歌手、ラ・ザッラ(La Zarra)は モントリオール出身のカナダ人シンガーなのです。

こういうことは、このコンテストでは起こる可能性があるそうで、１９８８年のユーロビジョンで優勝したのは、なんとスイス代表として出場した若き日のセリーヌ・ディオンだったのです。もちろん、彼女もケベック州出身のカナダ人シンガーでした。

次のカナダの公共放送CBCのURLをご覧ください。

https://www.cbc.ca/player/play/2205888579833

最初と最後に登場するのがラ・ザッラですが、大柄で風格がありますね。かなり派手な感じはありますが、声は太くて低めで、CBC のキャスターは「往年のフランスの大シャンソン歌手、エディット・ピアフを思わせる」と評していましたが、ほんとにいいですね。

このビデオで、１９８８年、スイス代表で出場、見事に優勝した若き日のセリーヌ・デイオンが登場しますので、お見逃しなきよう！

私の記憶に間違いがなければ、確かこの時、ベルギー代表で出場し、４位になったのが、私の大好きな女性歌手、ララ・ファビアンだったはずです。ララはベルギー生まれですが、後にカナダに移住、モントリオールで本格デビューしたカナダ人シンガーです。

ラ・ザッラは、今回のコンテストでは１６位でしたが、これからますます人気が出てくる実力派シンガーだと思います。

優勝したのはスウェーデン代表の女性歌手、ロリーンでした。