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「カナダ・ニュースの屑籠から」BC州リッチモンド市のホウレンソウ畑で見つかった”ジャイアント亀さん”

心揺さぶられるような悲しいニュース、衝撃的な出来事が相次ぐ世界情勢の中、少しでも気分が和らぐような話をお伝えしたいという願いから、カナダの公共放送、CBCが報道したニュースの中より選んで、不定期で掲載しているのが「カナダ・ニュースの屑籠から」シリーズです。

今回は、カナダ西部ブリティッシュコロンビア州のリッチモンド市(バンクーバーの南郊)のホウレンソウ畑で見つかった”ジャイアント亀さん”の話題です。

10月16日に放送されたニュースによると、ホウレンソウ畑で作業していた人たちが、畑の中に岩のようなものがあるのを見つけましたが、よく見るとその岩がゆっくり動いているではありませんか。近づいて見ると、それは大きな亀でした。

以下のURLをクリックしますと、その記事の原文と写真や動画が出て来ますのでご覧ください。

https://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/giant-tortoise-richmond-1.6997599

この亀は、アフリカ原産の sulcata tortoise (この言葉、辞書で調べても出てきません)と呼ばれる巨大亀で、絶滅危惧種に指定されているそうです。”Frank the Tank” (タンクのようなフランク)というニックネームが付いたこの亀は、動物愛護協会の専門家によると、「まだ35ポンド(約16キロ)の体重ですから、少年のようなものです。大人になったらその4~5倍の体重になります」というから、64キロ~80キロぐらいになるわけです。

さらに、この亀の平均寿命は約150年だそうです。ですから、もしもこの亀をペットとして飼いたいと考えている人がいるとしたら、その人が亡くなった後のことも考えておく必要があるというのです。

この話題がSNSで紹介されると、直ちに多くの人々から反応があったそうですが、まだ「飼いたい」と名乗り出ている人はいないそうです。

そもそも、なぜリッチモンド市のホウレンソウ畑でこの亀さんが見つかったのか、その真相は明らかになっていないようですが、たぶん、何らかの理由で飼い主がお手上げになって放置したと考えられているようです。

今、動物愛護協会でヘルスチェックを受けていますが、「問題なし」となった後、迎え入れてくれる人が果たして現れるでしょうか。。。

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