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ゼオライト 茅ヶ崎の家

石の床に温水床暖房、ということで青森で床暖房の研究をして会社を作り東京に出てきて自分で工事までするオヤジさんを知り、、、「重要なのは管の周りの充填剤、どうやったら均質で効率よく且つ伝導率がよく蓄熱性に優れているか、が一番のキモなんですよ」

「砂じゃないんですか?」
「いや違う、ゼオライトっていう魔法の砂 ^ ^」
「魔法の砂?」

そんなやりとりで工事してもらった床、夏は素足で冷たく、冬は素足で暖かく、、、。

そのオヤジさんは数年後、残念なことに病気で亡くなってしまいました。

そんなこんなで何十年か経ち3,11の原発事故を向え東北関東一円に降り注いだ放射能の汚染問題で、ゼオライトという砂が汚染物質を吸着する、との話が、、、。

「ゼオライトってあの床暖房に使った砂?」

あのオヤジさんの「魔法の砂」はどうやら本当だったようです。もちろんこのことを知ってたかどうか今では確認のしようもありませんが、、、。

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