【質問です】つみたてNISAvs貯金!!!毎年旅行に行けるのはどっち?
最近の値上げラッシュには困ってしまいます。
飲食店の料金だけでなく、電車賃、電気代、宅配料金なども値上がりしており、贅沢をしなくても出費は増えるばかり…。
もうお金がかかる旅行なんて行っていられない!
こんなことをあなたは感じていませんか?
そこでお金を増やそうと思ったときに、つみたてNISAというのがニュースやネット記事で話題になってます。
でもリスクを取りたくないし、貯金のほうが良いのではと思う方もいるでしょう。
今回の記事を読んでいただくと、あなたにとってつみたてNISAと貯金のどちらが良いか判断しやすくなると思いますので、ぜひ読んでみてください!
そもそもつみたてNISAとは?
つみたてNISAって言葉は聞いたことあるけど、概要が分からない…
そんな方のためにつみたてNISAの概要をまとめました。
①対象者
日本国内に住所を有する18歳以上の個人投資家であれば、年収の高い低いに関係なく利用できます。法人は利用できません。
②非課税投資枠について
2023年までは毎年40万円までの投資額に対する運用益が非課税となりましたが、2024年より毎年120万円までの投資額に対する運用益が非課税となります。
③対象商品と制限
対象となる金融商品は、株式投資信託およびETF(上場投資信託)に限定されています。しかも、金融庁に届出があり、一定の要件(ノーロード、低コスト運用等)を満たした商品のみが対象となります。
少し複雑な話になりますが、具体的には、指数型の場合は信託報酬0.50.75%以下、アクティブ型は11.5%以下など、運用コストに上限が設けられています。こうした制限は、長期の積立投資に適した低コストの商品に投資を誘導するためです。
④投資方法
つみたてNISA口座では、対象商品への定期的な継続した積立投資が義務付けられています。一括の大口投資はできません。毎月の投資額は最大10万円までで、投資のタイミングを選ぶ必要がありません。このような積立投資のスタイルが長期の資産形成に適していると考えられているためです。
⑤他の非課税制度との関係
つみたてNISAは、確定拠出年金などほかの非課税制度とも併用できます。従って、老後の資金づくりとしてはそれらの非課税制度と合わせて活用するのも有効な選択肢です。
つみたてNISAのメリット
ではそのつみたてNISAのメリットは何なのでしょうか?
その特徴を見ていきましょう。
つみたてNISAのメリット①:非課税制度の活用
つみたてNISAでは、最長20年間の間に得られた利益や分配金が非課税となります。これにより、通常の投資で発生する税金を支払う必要がなく、手元に残る資産が増えます。
つみたてNISAのメリット②:少額からの投資
マネックス証券をはじめとする金融機関では、100円からの少額投資が可能です。これにより、大きな資金を用意することなく、無理のない金額で投資を始めることができます。
つみたてNISAのメリット③:低コストでの投資
対象となる投資信託は購入手数料が無料であり、銀行等の金融機関からの引落しや定期自動入金の引落手数料も無料です。これにより、投資にかかるコストを抑えることができます。
つみたてNISAのメリット④:いつでも引出し可能
積み立てた投資信託はいつでも自由に引き出すことができます。これにより、急な資金需要にも柔軟に対応できます。
つみたてNISAのメリット⑤:買いのタイミングを気にしない
ドル・コスト平均法を活用した積立投資により、買いのタイミングを気にする必要がありません。定期的に一定額を投資することで、価格の変動に左右されずに資産を形成することができます。
つみたてNISAのデメリット
一方、つみたてNISAには以下のようなデメリットも存在します。
つみたてNISAのデメリット①:元本割れのリスク
対象となる投資信託は元本保証されておらず、価格の変動により元本を割る可能性があります。
つみたてNISAのデメリット②:投資商品の選択肢の制限
つみたてNISAで購入できる投資商品は限られており、個別株式やREITなどが対象外です。
つみたてNISAのデメリット③:損失の税制上のメリットの受け取りができない
他の所得との損益通算や繰越控除ができないため、つみたてNISAで発生した損失は他の所得と相殺することができません。
つみたてNISAのデメリット④:一括投資の制限
積立投資のみが認められており、一括投資ができないため、市場の変動によるチャンスを逃す可能性があります。
これらのメリットとデメリットを考慮した上で、つみたてNISAを活用するかどうかを検討することが重要です。
しかし、メリットとデメリットは理解できて興味はあるけど、実際にやるのは不安という方も多いですよね。実際に私自身も証券会社の口座をつくるのすらためらっていました…(笑)
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貯金のメリット
それでは積立投資をせずに、貯金をする場合のメリットは何なのでしょうか?
その特徴を見ていきましょう。
貯金のメリット①:簡単に始められる
貯金は特別な手続きなしにいつでも始められます。銀行に口座を開設するだけで、すぐに預金できます。最近では、ネット銀行でインターネット上から口座開設も可能です。
貯金のメリット②:必要なときにすぐに使える
預金は現金化が容易で、必要になった時にすぐに引き出して使うことができます。急な出費にも対応しやすいです。
貯金のメリット③:特別な知識が不要
株式投資などと違い、貯金を始めるのに専門的な知識は必要ありません。誰でも簡単に貯められます。
貯金のメリット④:リスクが小さい
預金は元本が保証されているので、投資のように元本を失うリスクがほとんどありません。
貯金のデメリット
一方、貯金には以下のようなデメリットも存在します。
貯金のデメリット①:増え方が遅い
預金金利が極めて低い水準にあるため、利息収入を期待することはできません。資産の増え方が非常に緩やかです。
貯金のデメリット②:インフレに強くない
長期間預金を続けると、インフレで貨幣の実質的な価値が下がってしまいます。預金だけでは資産の実質価値を維持できません。
貯金のデメリット③:無駄遣いのリスク
すぐに預金を引き出せるため、つい無駄に使ってしまいがちです。自己管理が必要です。
貯金のデメリット④:機会損失がある
他の運用方法(株式投資等)に比べ、預金の期待収益率は著しく低いため、機会損失が生じる可能性があります。
貯金のデメリット⑤:金利変動リスクがある
長期の定期預金を選択した場合、預入時の金利が将来下がってしまうと、金利変動リスクが高まります。
貯金は簡便で安全性が高いものの、資産を長期的に増やしていくことは難しいのが実情です。
まとめ
つみたてNISAと貯金を比較すると、一般的にはつみたてNISAは長期的な資産形成を目指す場合に有利ですが、一方でリスクも高くなります。一方の貯金は安全性は高いものの、資産を増やすことは難しくなっています。
しかしながら、昨今の情勢のように円安や物価上昇が進むと、円で貯金をしておくこともリスクとなりかねません。
ご自身のライフプランやリスク許容度を考慮し、長期投資と短期的な備えをどのように組み合わせるかが重要になります。つみたてNISAと貯金のメリット・デメリットを理解した上で、バランスの良い資産運用を心がけることが大事ですね。
自分に合った資産運用を心がけることで、もしあなたが毎年旅行に行きたければ、それを叶えることは可能です!
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