PER、PBR、ROEについて(株価の割安/割高を見る)
検討している銘柄の株価が、割安か?/割高か?を評価する際に指標となるPER、PBR、ROEについてまとめてみました。
■ PER(Price Earnings Ratio):株価収益率
・今の株価が1株当たりの純利益の何倍か?
・「利益」を基準に判断して、割高か割安か?
を判断する指標
☆目安:
PER<15倍で適正
例)株価800円、1株当たりの利益が100円場合、PERは8倍(800÷100)
■ PBR(Price Book value Ratio):株価純資産倍率
・今の株価が1株当たりの純資産の何倍か?
・「資産」を基準に判断して、割高か割安か?
を判断する指標
☆目安:
PBR>1倍なら割高、PBR<1倍なら割安
例)株価1200円で、純資産が1000円の場合、PBRは1.2倍(1200÷1000)
■ ROE(Return On Equity):自己資本利益率
・株主が拠出した資本を使って、その企業がどれだけの利益を獲得したか?
という指標
☆目安:
ROE>10%で適正
ROE>20%で優良企業
■ PER、PBR、ROEの関係
■ まとめ
株価が割安かどうかを見るには、
株価収益率 :PER<15倍
株価純資産倍率:PBR<1倍
自己資本利益率:ROE>10%
になっているか、確認する。
PER、PBR、ROEは、現在の株式の状況を示していますが、同業他社との比較も必要です。
投資をする際には将来を見据える必要があり、これらのデータは変動する可能性があり、固定されているわけではありませんので、将来の業績に焦点を当てることが重要です。
判断の補助的な要素として参考ください。
以上
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