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note元過ぎれば熱さを忘れる。

皆さんは壁にぶち当たっているだろうか。ご多分に漏れず、僕はだいたい壁にぶち当たっている。しかしそれは今に始まった事ではない。生まれながらにして日常的にぶち当たり続けて受け身をとっている。

考えてみれば、某有名バンドは歌詞で「高ければ高いほど登った時気持ち良い」と歌っていたが、あれはぶち当たってるって事なのだろうか?登るつもりなら最初からぶちは当たらない気もするが。これからは、壁に行く手を阻まれていると言う事にする。

僕は社会人を9年間経験して、30歳の時に会社を辞めて芸人を始めた。正確には養成所に行き始めたのは29歳ぐらいだっただろうか。そして早12年。

みなまで言わないで下さい、なかなか上手くはいかない世界だ。それはもうずっとそうなのだが、それでも楽しさや喜び、数少ない成功体験が勝って今に至っている。そうなのか?そう願うばかり。

この世界に入って最初に行く手を阻まれた記憶は今でも鮮明に覚えている。あるネタ見せに行った時の話である。これはお笑いについてあーだこーだというよりは僕の人格的な話しだ。(人格的な話多くないか?)これはヤバイ世界に踏み入れてしまったと改めて自覚した瞬間だった。

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